現実のボールをVRで捕球できる技術、ディズニーが開発。超高速に軌跡を予測、誰でも達人キャッチャーに
ゾーンに入らなくてもボールの軌道が見えるぞーーーーん
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ディズニー・リサーチが、VRヘッドセットを着用していながら、現実の空間で飛んでくるボールをキャッチできる技術を開発しました。しくみは非常に高速なモーションキャプチャーと言ってよいものですが、VR空間と現実空間の橋渡しをする技術になりそうです。
この新技術では、VR使用者の頭部とグローブ、そしてボールにキャプチャー用のマーカーを配しています。そして、センサーが身体とボールの運動を予測して表示することで、ほぼリアルタイムと言えるVR空間への投影を可能としています。
実験の様子を見ればわかるとおり、テスターは実際に投げられたボールを現実の空間と同じように自然にキャッチできています。さらにボールの予測軌道を表示してそれをキャッチすることもできました。
驚くべきは、投げたボールの予測到着点だけをVR空間に表示した場合でも、テスターはそこに手を伸ばして待っているだけで捕球できているところ。
VR空間内にボールが見えている通常の捕球では、テスターは膝や全身を使って「自然に」捕球しています。ところがボールの到着点だけを示した場合は、棒立ちで静止している物体の下に手を添えるだけで飛んできたボールをキャッチできており、動作だけを見ればまるで達人か超能力者のよう。
これらは簡単なように見えつつも、ボールの軌道予測が瞬時に、正確にできているから実現していることと言えるでしょう。
研究者によれば現時点でこの技術はまだまだ開発の初期段階とのこと。具体的にどんな用途に使われるかまでは示していません。とはいえ、この技術がキャッチボールだけでなく球技全般の練習に応用できるだろうことは簡単に予想がつきます。
一方スポーツ以外でも、たとえばVRお化け屋敷のようなアプリケーションなら、目の前に飛んでくる生首や火の玉を手で払いのけたり、飛来するアイテムを実際にキャッチして投げつけるといったアクションも可能なはず。そうなれば、ますます現実味あるVRの世界が楽しめそうです。
