「フロムエウロパ」は集英社のマンガ新人賞「金のティアラ大賞」で、2008年度の銀のティアラ賞に輝いた1編。氷に覆われた星の最後の生き残り・トートとガナシを軸にしたSF作品だ。同作を原案にした「SAYUMINGLANDOLL ~再生~」では氷の星のサーカス団「サユミンランド」の見習いである、道重演じる主人公トートの物語が描かれる。
「SAYUMINGLANDOLL ~再生~」の開演前には、道重への取材会が行われた。道重は2年4カ月の活動休止期間中の様子を「それまでできなかったこと、普通の生活をしていました。家族でハワイ旅行に行ったり」と明かす。そして「自分と向き合ったら『歌やダンスがしたい』とやりたいことが見つかって。今日こうして自分のやりたいこと、世界観を見せるステージができるので、とても楽しみです」と意気込んだ。道重はこのステージのために昨年8月から歌のレッスンを始めていたという。
「SAYUMINGLANDOLL ~再生~」は「コンサートでもミュージカルでもディナーショーでもない」新しいパフォーマンスショー。プロジェクションマッピングやレーザー光線をふんだんに用い、ほとんどセリフを使わない演出で“再生”と“希望”をテーマにした約80分のショーを繰り広げる。劇中では本公演のために書き下ろされた新曲6曲が披露され、楽曲および歌詞は川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)、