日本サッカー協会の審判委員会は17日、東京都内で今季のJリーグ公式戦の判定に関するブリーフィングを行った。
【写真】鹿島・石井監督激怒
今季から試合終了後に判定に関する異議があった場合、審判団から聞き取りを行った審判アセッサーとクラブの代表者の意見交換が行われることになっている。2月の富士ゼロックス・スーパー杯から3月15日までのJ公式戦74試合で、意見交換が行われたのは17試合。23事象あり、のべ20クラブと意見交換を行ったという。23事象のうち、PKに関するものが16あったと公表した。
判定は覆ることはないが、J1の開幕節(2月25日)、神戸―清水戦のCKからの神戸DF橋本の決勝点はオフサイドだったとの見解を示した。他にもJ1第2節(3月4日)の横浜M―札幌戦の横浜Mの3点目はFWウーゴ・ヴィエイラが相手DFの手を引っ張って倒しており、本来は反則。J2第2節(3月4日)の名古屋―岐阜戦で、後半6分に岐阜のMF田中が名古屋DF櫛引にペナルティーエリア内で倒されたのは本来はPK。J1第3節(3月11日)のG大阪―F東京戦で、G大阪のMF今野がF東京のDF室屋を倒し、PKを取られたのは、「正当なプレーであった。レフェリー(主審)のポジションが非常に遠い」(上川徹副委員長)とし、本来はPKではなかったとした。
また、J2第3節の大分―山口戦では後半15分に大分が獲得したPKをFW林が蹴り、右ポストに当たったボールを再び林が触ったが、キッカーが2度続けてボールに触り、間接FKとジャッジされた良いレフェリングの例なども紹介された。
今季のJリーグでは、試合後のクラブと審判アセッサーとの意見交換のほかに、クラブによるレフェリングへのフィードバックのレポート、メディア関係者へのレフェリング説明会を頻度を上げて開催すると、しており、この日のブリーフィングはその一環。今後もレフェリングとサッカーの質の向上を目指して定期的に開催される予定だ。
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