発信力。身につければ多くの人に影響を与えることができます。
言葉を一生懸命発信しているあなたは「今」まさに、以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか。
- ブログをたくさんの人に見てもらうためにはどうすればいいのか
- 人を呼ぶために魅力的な文章を書くにはどうすればいいのか
- 惹きつける文章を書くにはどうすればいいのか
先にお伝えしておきます。人に評価される文章を書くために、特別な文章力など全く必要ありません。安心してください。
一番大切なのは、「何を伝えるのか」です。
あなたが「何を伝えたいのか」明確にすることこそが、発信力を身につける最短の方法であり、一番の本質なのです。この記事では「発信力の源泉となるエネルギー」についてあなたにお伝えしましょう。
- 1.「発信力の源泉」だけを意識すれば、実際に評価される。
- 2.発信力の源泉は、自分の内に秘めている「意見」
- 3.言葉を巧みに操る前に、まずは内なる言葉に目を向けるんだ
- 4.内なる言葉を100%拾い切れれば、恐ろしく「伝わる」
- 5.内なる言葉を作る方法
- さいごに
1.「発信力の源泉」だけを意識すれば、実際に評価される。
自分で言うのも何ですが、僕はSNSで比較的「いいね!」や「ブクマ」をもらえる方です。例えば、FaceBookのリアルの投稿や、twitterのリア垢でも程よくアクションをもらうことができています。インターン先のメディアではブクマ500のバズを経験したり、個人ブログではスマートニュースに載ったりしています。
『まだ若いから』って僕に言ってくれる社会人の方は多いです。間違ってても、至らなくても、ガムシャラに取り組む。何言われたっていい。
— 相田ケイ@学生ブロガー (@kk3marketer) 2017年3月6日
時間は思っているより短い。誇れるオッサンに、僕はなる。
どこぞの誰かわからない無名ブロガーの僕でさえ、心の奥底からの声は多少なりとも20人の方にとって意味のある発信になっている。(ハズ...。)
僕は、難解な文章を書いているわけでも、文芸学的な表現を使っているわけではありません。 僕は、たった1つの「発信力の源泉」だけを誰よりも意識しているだけなのです。
2.発信力の源泉は、自分の内に秘めている「意見」
文章に特別な表現を使用することや、接続詞や助詞などといった、いわゆる「文章のルール」を守らずとも多くの人に賞賛される記事は書けます。実はそれらは二の次。
多くの人の心を打つメッセージを発信する一番の近道は、「内なる言葉」に目を向けることです。 内なる言葉は一言でいうと、「意見」です。 トップコピーライターである電通の梅田さんも
言葉が意見を伝える道具であるならば、まず意見を育てる必要がある。
と提唱しています。しなしながら「意見」というは自分の中で潜在的に存在しているものであって、日頃私たちが意識できている瞬間は少ないです。 あなたが学校で授業を受けていた頃を思い出してください。突然名前を当てられて、薄っぺらい感想や意見しか言えなかった経験はなかったでしょうか?
自分の「意見」が浅い人は、前提として自分のことをきちんと把握できていません。自分の意見をしっかり言える人は、意見を言うまでに「内なる言葉」にしっかりと目を向けているのです。つまり物事に対して深く向き合って、考えているということです。
(突然、授業中に当てられて意見が浅いのは、考える時間が少ないといったカラクリがあります。これはある意味仕方ないので気にする必要はありません。大事なのは向き合う密度です。)
2-1.熟成された「意見」は時に爆発的な発信力を呼ぶ
イメージを強くして頂くために僕の「物事に対して深く向き合った具体例」を1つ紹介しましょう。
意見を強く主張した例で言うと、この記事もその1つにあたります。
簡単にこの記事の何が良かったのかを説明すると、ツイッターで突然悪質なDMを送ってくる人に向けて、僕が1年くらいかけて熟成されてきた「意見」を発散させることができたのが功を奏したのです。この記事は僕の意見が多くの人に届き、共感を呼び、たくさんの人へ拡散されました。まさに発信するエネルギーが1年かけて熟成されていたのです。
3.言葉を巧みに操る前に、まずは内なる言葉に目を向けるんだ
内なる言葉の対義語として、外に向かう言葉というものがあります。外に向かう言葉とは、例えば言葉の表現や文章のルールといったものです。よく文章を書き始めるタイミングで、文章力がないと嘆く人がいますが、そんなものより大事なことが先にあります。
最も大切なのは「外に向かう言葉」ではなく、その前段階である「内なる言葉」です。自分の中で考えたことがあっての「外に向かう言葉」。そういった認識を持てば、相手の心を打つ言葉を書ける可能性を広げる第一歩になります。
逆に、難解な表現を使用できたとしても中身が伴っていなければ伝わるものも伝わりません。よく難しい横文字を無理して使用している人を見かけますが(例えばスキーム、コミットメント等を頻繁に使用する人)結局「残念な人」という印象を持たれがちです。
最善なのは「もっとも伝えたいこと」を誰にでもわかるように伝えることなのです。 決して初めから「外に向かう言葉」を注力しすぎてはいけません。
3-1.文章のルールも大事ですが、自分の意見と向き合うことはもっと大事
例えば「の」「が」を使いすぎないといった文章のルールにばかり目を向けると、「何を伝えたいのか」を考えることから離れがちです。もちろん文字を書く上で表現は大事ですが、まず、あなたの「内なる言葉」に目を向けることこそが、「発信力」の源泉となるのです。
大事なのは「何を伝えたいのか自分の中で明確にすること」です。
電通のコピーライター梅田さんもこのように言っています。
言葉は思考の上澄みに過ぎない。思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない。
4.内なる言葉を100%拾い切れれば、恐ろしく「伝わる」
多くの人は「外に向かう言葉」しか認識できていません。そうすると自分の「内なる言葉」を拾いきれないので、いざ「意見はありますか」と名指して当てられた時に何も答えられなくなります。 もし仮に意見を言えたとしても、中身がない誰でも言える薄っぺらな言葉になってしまいます。
4-1.抽象的な意見に発信力は生まれません。
「良いね」「かわいい」「かっこいい」こうした抽象的な意見しか言えないのも、その裏にある真髄の部分を自分で把握できていないからです。「内なる言葉」を探すには、対象物に対して
何がかわいいと感じたのか?
何がかっこいいと思ったのか?
「直感の部分」から自分の内にある「潜在的な部分」まで深く認識することができれば、きっとあなたの外に向かう言葉も濃いものになっていくはずでしょう。 例えば、猫が「可愛い」と思う事に対して、単に可愛いとコメントするだけではいけません。具体的に「大きな目をしていて可愛い」「三毛猫カラーなのが可愛い」といった風に可愛い理由を増やしていく事で、随分と違った「発信」になります。究極はこれを積み重なる事によって「大きな発信力」となりうるのです。
5.内なる言葉を作る方法
では、そういった発信力の源である「内なる言葉」をどうやって作ればいいのでしょうか。
「内なる言葉」が意見のことだと定義すると、例えばスポーツだと「オフサイドだろ!これ!オフサイド、オフサイドでしょ!」「"大豊"は素晴らしい選手ですよ。なにせセンターオーバーのヒット打って 一塁にいるんですからね」といったその人なりの深い洞察に基づいたコメントを残すことを指します。
これをあなたに置き換えると、常日頃に思うことを深めて、具体的なコメントができるようになればいいのです。例えば「散歩をして、気持ちよかった」という感想があった時に、以下のような「問い」に対して自分が答えていけばいいでしょう。
- 時間は何時だったのか?
- 〜時だから気持ちよかったのか?
- 気温があったかくて気持ちよかったのか?
- 一人で散歩したからなのか?誰かと散歩したからなのか?
- どこを散歩したのか?
これらを考慮した上でメッセージを作り直すと、このようになります。
「午後2時、4月のポカポカ気温の真っ只中。古くからの友人と思うままに話しながら、公園を散歩した。とても、気持ちが良かった。」
さっきの「散歩をして、気持ち良かった」から全然違う印象を受けたのではないでしょうか。当たり前のように感じるかもしれませんが、こういった作業こそが「内なる言葉」を作る1つの方法なのです。言い換えれば「意見」を育てる方法、発信力を鍛える方法とも言えるでしょう。
さいごに
自分の中にある潜在的に感じたことは意識しないとついつい埋もれていきがちです。
その瞬間
その空間
その物事
あなたが何を感じ、何を思ったのか。
しっかりと、強く。心に、あなたの「意見」をとどめておきましょう。
自分の「意見」に目を向ければ向けるほど、あなたの発信力は多くの人を動かす力になっていることでしょう。意識すべきは「内なる言葉」。
この記事で書いてきたことこそが発信力を身につけるための本質だと僕は確信しています。そして、情報が氾濫するネット社会で、「自分の意見」を磨くことこそが、無名の一般人が一旗上げるための一番の近道だと思っています。ぜひ、あなたも心の中の意見を深く意識してみてはいかがでしょうか。
以上。相田ケイ( @kk3marketer)でした。
引用・参考文献|梅田悟司(2016)「言葉にできる」は武器になる。日本経済新聞出版社