書類に電話番号を書くとき気になるあれは何?
私たちの日常生活で、書類や用紙に電話番号を記入する機会って多いですよね。
みなさんは、不思議に思われたことはないですか?迷われたことはないですか?
そう、電話番号を書くときの、( )の位置に!
記入欄の頭の位置に( )があるのなら、市外局番を書きますよね。しかし実際の記入欄には、中ほどの位置に( )があったりします。これは一体どういうことなのでしょうか。なにがカッコなのでしょうか。市外局番はカッコに入れずに書いてよいものなのでしょうか。
そういった疑問を抱いている人は決して少なくないことでしょう。
■( )の本当の意味
電話番号を書くときにある( )は、なぜあそこにあるのか。それは「ハイフンの代わりをするため」です。
記入欄頭にある()は、市外局番をかこんで「市内では必要ありません」ということを示しますが、中ほどにある場合はハイフンを書く代わりの区切りとしてあるのです。
ですから、カッコのある場合はハイフンは使わず記入しましょう。
■実はたいした意味はない
たくさんの人がひそかに迷っているこのカッコ問題ですが、実は悩むほどたいした意味はありません。上でご説明した通り、カッコはハイフンのように区切ったりして長い電話番号を見やすくしているだけです。
私たちは、「03-XXXX-XXXX」というふうに区切って覚えやすくしていますが、本来電話番号は連続した番号にすぎず、区切りはありません。また、電話番号記入欄を考えた人も深くは考えずになんとなくそのまま使っているというケースがほとんどです。
正確な情報をきちんと読めるように書くのが書類の基本、そして見やすく書くのがマナーです。そこさえ押さえておけば神経質にならなくても大丈夫です。