iPS細胞の実用化を満を持して待つ!

iPS細胞で髪の毛を再生

ノーベル賞受賞で各界から注目を浴びせられた「iPS細胞」。「iPS細胞」とは人工多能性幹細胞を略したもの。iPS細胞を使って出来ることには限りがなく、アンチエイジングから肺や臓器の作成、さらには不妊治療まで、それこそありとあらゆることに対して実用化されることが期待されてる、まさに「夢」の人工細胞。

無限の可能性を秘めたこのiPS細胞、実用化に向けての研究開発は、すでに各方面で開始されている。

 

ただしiPS細胞を用いた再生医療は、国内ではいまだ実用化には至っていない。これまでに加齢黄斑変性と呼ばれる目の難病に対しては、臨床実験も行われたという報告がされており、さらなる臨床実験が行われることに間違いはない。

 

ips細胞はみんなの夢だ!

万能といわれる「iPS細胞」、将来的にはアンチエイジングや薄毛改善にも適用すべく研究開発はすでにピークを迎えてる。薄毛改善にも効果的というのが立証されたのは、2013年。慶応大学の研究チームが、iPS細胞を使って、髪の毛を生成するはたらきのある「毛包」と呼ばれる細胞を部分的に作り出すことに成功。

 

どうですか、このニュース、燃えてくるよね!

 

部分的に成功、っていう但し書きはあるにせよ、こんなに早く一定の成果を上げられたのは、ほんとに久々の朗報って感じがするよね。この分でいけば、新しいタイプの育毛剤の開発ももう間近!と期待してしまうけど、残念ながらiPS細胞が薄毛治療用に実用化されるまでには、まだ少し時間がかかりそう

 

研究開発で一定の成果を得ても、そこから商業ベースに乗せて製品化するには、さらに多大な時間と予算がかかる大事業。薄毛の治療に向けた、iPS細胞の実用化を満を持して待ちたい!

 

→今はまだ我慢だ!人気の育毛剤でしっかりケア

 

毛髪再生医療のいろいろ

 

iPS細胞を用いた治療 慶応大で研究中のiPS細胞を用いて「毛包」を作り出す医療法
ハーグ療法 毛髪を成長させる成長因子にビタミン・アミノ酸などを加えた物質を頭皮に注入
グロースファクター 脂肪幹細胞に多種の成長因子を加えたカクテル注射

 

 

いつになる?iPS細胞による薄毛治療の実用化

iPS細胞を待つ

 

現状維持で実用化を待つべし!iPS細胞を用いた薄毛治療の可能性も出てきた昨今、気の早い方は、iPS細胞を用いた薄毛治療に期待を寄せてるはず。

マウスを使った実験で、iPS細胞を用い毛髪のもととなる「毛包」を作りだすことに成功した、というニュースが発表されたのは、去年のこと。毛根にまったく毛髪が生えていない人でも、この方法であれば毛髪再生が可能ということで、薄毛に悩む男性の救世主になりそうな、非常に有難い話ではある。

 

まだまだ高すぎるよ

ただ問題はコスト、iPS細胞による発毛には莫大なコストがかかり、現段階で行うとすると、一本につき100万円以上コストがかかるらしい。これではどう考えても実用化は(今の段階では)到底無理。今後の臨床結果や研究により、少しでもコストが下がることを期待したい。

 

今まさに各分野での実用化を目指して研究が進められている「iPS細胞」。今のところ国内では、iPS細胞を用いた再生医療は行われるに至ってない。万能の細胞と呼ばれているiPS細胞だが、その一方でいまだ安全性について確認されていないこともある。

 

たとえば現在ではそのリスクは克服されたが、初期の段階ではiPS細胞のがん化が懸念されていたようだ。ともあれ、今後臨床実験が重ねられ、リスクがさらに軽減されるようになると、実用化の可能性もぐっと高まってくる。
医学上のことだけでなく、アンチエイジングや薄毛改善といった目的にも、十分適用可能なiPS細胞

 

薄毛の治療に関しては、大手企業の資生堂が2018年の実用化に向けて、大々的な毛髪再生治療プロジェクトを始動させてる。他にもこの最新の再生治療技術を用いて、より効果的な育毛剤、養毛剤を開発するプロジェクトも各国で着々と進んでいるらしい。

 

iPS細胞の実用化はまだ時間はかかるが待てないほどではない?

iPS細胞の実用化

 

iPS細胞は、これまでの医療のあり方一切を、根底からくつがえす可能性を秘めてる。もちろんiPS細胞を用いた研究の最優先課題は難病の治療、これまでの治療法では不可能だったことも、iPS細胞が可能にしてくれるようだ。

 

脱毛症は必ずしも難病というわけではないので、優先順位からいうと低い気もするけど、でも実はそうですもない。薄毛関連の市場は大きく、裾野も広い。統計的にいっても、薄毛の悩みを抱える人の数は全国で数千万人。
それゆえiPS細胞による治療や製品開発には、市場的な価値も高く、関係各社もすでにこぞって研究開発中。気になる実用化に関しては、最低でもあと数年はかかる見通し。

 

薄毛の進行を食い止めベストとはいえないがベターな状態でiPS細胞を待つ

 

薄毛の現状を悪化させるな!

この最新の治療法に期待を抱いてる人もいると思うけど、問題は実用化されるまで果たして待てるのか、ということ。あと数年で実用化の見通しとはいえ、実際にそのとおりになるかどうかは、これからの研究・開発結果次第。

 

あと三年後というと待てるような気がするけど、これがあと五年後、六年後、七年後となるとどうだろう?どんなすごい育毛剤が発売されるにしろ、今からそれ頼みで、薄毛対策や抜け毛予防をまったくしないとなると、薄毛の状態はその間悪化の一途を辿ってしまう。
もうすでに薄毛の症状が出てる人が取るべき道、それはiPS細胞による最新の治療法が確立されるのを待つと同時に、薄毛の状態を悪化させないように適切な対策を取ること。

 

薄毛の改善には至らないにしても、少なくとも現状維持出来ていれば、新しい製品や治療法が出来たときに、人に遅れを取ることなく、新しい治療法に移行できそう。薄毛治療の革命的製品が出来あがるまで、現状維持で待ちたい

 

→現状維持なら早速育毛ケアはじめなきゃ!

 

大注目を浴びる、資生堂の毛髪再生医療!

再生医療って何か、きちんと説明できますか?次世代医療、夢の治療法といわれているが、実際にどんな治療法なのか、改めて聞かれるとなんとなく分かったような分からないような。

 

ということで資生堂の研究について述べる前に、まずは再生医療に関する基本情報を書いてみようと思う。再生医療の定義から。再生医療とは、病気あるいは怪我によって体に引き起こされた損傷(細胞、組織、器官の損傷や機能のダメージ)を回復させようとするもの。たとえば臓器にダメージが起こり、正常に機能しなくなった場合、従来の医療では他人の臓器を移植することにより、損傷を回復させる治療法が用いられてきた。臓器移植により体の機能を回復させることはもちろん可能だが、臓器移植にはドナーが必要。

 

またドナーと患者さんの臓器に適性がなければ、手術後に拒絶反応が起こり、手術は失敗してしまう。また臓器移植を必要としている人に対して、まだまだ十分な数のドナーがいないため、待機状態にある重症患者さんも多いのが現実だ。

 

このような病状に対して、今まさに研究が刻々と進められているのが、再生医療。またこのような重篤な病気だけでなく、脱毛症やアンチエイジングなどの分野への応用の実現も待たれている。

 

幹細胞とは?

 

再生医療による治療法の基本とは、幹細胞と呼ばれる細胞を培養、移植すること。幹細胞とは細胞分裂を繰り返しながら、自分自身を増殖させていく自己複製能と、まったく別の細胞に分化するという二つの特徴を兼ね備えている。簡単に言うと、再生医療とは幹細胞のこのような特性を利用し、患者さん本人の細胞を用いて、患部を治療していこうという、そういう治療法なのである!

 

資生堂が毛髪の再生医療事業に参入

参考:日本経済新聞「髪フサフサ再び 資生堂、再生医療で商機探る 慶応大、iPSで毛包作成」

 

成果に期待したい資生堂の毛髪再生プロジェクト!ついに化粧品メーカー大手の資生堂も毛髪再生治療に参入!?というニュースが巷を賑わせたことは記憶に新しい。

再生医療とは、自分自身の体から取り出した幹細胞や人工的に作られた幹細胞を特殊な方法で培養し、それを再び体内に移植することにより、やけどや負傷、病気などの傷跡や損傷部分の機能を蘇らせるというもの。
薬による従来の治療法とは根本的に考え方の異なるアプローチで、そのメリットは計り知れない。

 

たとえば薬には副作用が付き物、とくに効き目の強い薬ほど副作用もひどく、どんなに効能の優れた薬剤であっても、体質的に合わなければ、治療薬としての意味をなさない。次世代の治療法と呼ばれる再生医療だが、適用が可能として現在研究されている病気は、パーキンソン病やがんをはじめ、糖尿病や脳卒中、不妊治療と多岐にわたってる。
さまざまな病気やけがに対して有効な治療法となりえる再生医療、資生堂が現在研究開発中の薄毛治療法もその一つ。

 

資生堂が研究をすすめるiPS細胞での薄毛対策

資生堂・東京医科大学・東邦大学の三者は共同により、自家細胞移植の臨床研究プロジェクト。自家細胞移植とはどんな治療法かというと、まずは脱毛症に悩む方の後頭部から毛包を含む細胞を採取。採取する部分にはもちろん髪の毛が生えていることが前提。採取する頭皮はごく数ミリで事足りる。そして次に、採取した頭皮の細胞から、毛球部毛根鞘細胞を取り出し、これを培養。十分な数に培養できたら、今度は脱毛部分にこれを移植して終了。毛球部毛根鞘細胞とは毛髪細胞の一つであり、これを数ヶ月間にわたって培養した上で、脱毛部分に移植することになる。

 

自家細胞移植のメリットについて考えると、まず一つ目は自分自身の細胞を移植するわけだから、拒絶反応がないこと、二つ目は一度移植することにより、効果がそのまま持続されること。他にも、頭皮を数ミリ採取するだけなので、体への負担が少ないこと、男性・女性の別なく同じように適用できることなどが挙げられる。脱毛症の内服薬の中には、女性は服用できないものもあり、脱毛症の治療に関しては、男性と女性で異なる方法が用いられいるが、自家細胞移植ならば、性別に関係なく受けることが出来るので便利。再生医療は脱毛症の治療に対して、これまでの治療法とはまったく異なるアプローチで挑んでいく。

 

自分の体細胞の一部を使うわけだから、安全面でも倫理面でも問題ないというのもメリット。
さらに一本一本植毛していく治療法に比べると、治療を受ける人の身体的な負担も軽減されるはず。いったん治療法と技術さえ確立されれば、男性・女性を問わず、薄毛に悩む人だれもが受けられる理想的な治療法と噂されてる。
確実に髪を増やしたい人にとっては、これ以上はないと思われるほど効果的な治療法になりそうだが、問題は実用化まであとどのくらい時間がかかるか、ということ。

 

iPS細胞の実用化は2018年。それまではじっと我慢

2018年なら東京五輪より早いじゃん!という気持ちで待つ毛太

 

資生堂からの声明では、今のところ2018年からの実用化が想定されている。2018年ということは、実用化まであまり時間は残されていない。資生堂の研究もこれからがいよいよ大詰めということになるが、気になるのがそのコスト。いくら効果的な治療法とはいえ、あまりに高額だと一般人には手が出せなくなってしまう。

 

費用に関しては現段階でははっきりしたことは言えないが、資生堂の思惑としては、自毛の植毛の同程度の金額に抑えたい様子。自毛植毛にかかる予算は、植毛する部分の面積や植毛方法、そしてクリニックにより異なる。植毛する部分が少ない人の場合は20万円台程度で済むこともあるし、逆に植毛する面積が広い場合には、100万円から150万円ほどかかることもある。

 

資生堂の自家細胞移植の実現まであとわずか2年。今からこれを心待ちにしてる方も多いはずだが、気になるのは費用のこと。どんなに優れた治療法であっても、一般庶民には手が出ないほど高額な料金設定だと、意味ないんじゃないかな。自家細胞移植の費用に関しては、いまだ確定的なことは言われてない。

 

まだ臨床研究の段階なので、費用がどの程度になるかは未定だが、どうだろうか、実用化する以上、他の治療法と比較しても競争力のある価格帯に設定されるのではないだろうか?薄毛治療にかかる費用は、どんな薬を用いるか、どんな方法を用いるかによってかなり開きが出てくる。最先端の治療法なわけだから、安価というわけにはいかないだろうが、でも一般庶民の立場としては、出来るだけ価格を抑えて、大勢の人が最先端の医療技術の恩恵を蒙れるようにしてもらいたい!

 

資生堂という業界最大手の一つによる再生医療、これまでは研究開発の段階に過ぎなかったが、いよいよ実現化の時期も決定され、期待は高まる一方だ。予定通りに研究が進めば、あと2年で実現化が可能になる!髪の毛の心配をするのはもう少しの辛抱であることを願いたいね。

 

民間企業と大学のコラボ

もともとは再生医療に関わる研究は、医療機関でしか行ってはいけないことになっていた。しかしこの規定は二年前に改正され、現在では民間企業でも医学治療に関わる細胞の加工および培養などに携わることが出来るようになっている。

 

資生堂は同業他社に先駆けて、2014年からこの自家細胞移植プロジェクトを立ち上げていて、今回は東京医科大学および東邦大学のチームとの共同で臨床実験を開始するとの発表。民間企業と大学とのコラボによる臨床研究で、実現化までの道のりももうあとわずか。資生堂ではこの自家細胞移植を用いた治療を、あと2年後の2018年から国内およびアジアにおいて事業展開する予定。脱毛症の治療も再生医療で可能になる時代はもう目の前に近づいている!

 

キタキター!iPS細胞の育毛研究続報!

iPS細胞の育毛研究続報

iPS細胞 実用化へ 文科省が新工程表案 NHKニュース

 

文部科学省の専門家会合で話し合われたiPS細胞の実用化についての案の中になんと「髪の毛を作り出す毛包」の研究項目が追加されたよ。時期としては毛包の臨床研究や治験を4から5年をめどに行うとのこと。ちょっと先だけど、これはすごい期待ができるよね。

 

今は育毛剤で現状を保っているけどこれから40代、50代に入ってくるとどうなるか毛太も時々不安になる。今ある髪が減ってしまう前に何とか薄毛治療の革命が起きて欲しい!まずは今の髪を大事にしつつ偉大なる研究の成果を待つしかないかな。
上で紹介した資生堂の毛包作成が先だけど、何種類か選択肢が増えることはいいことだよね。できれば東京オリンピックより先に実用化をお願いしたいところだね。続報入り次第紹介していくよ!

 

またまた新しい再生医療ニュースきたよー!

抜け毛に悩む人に久々の朗報!髪の毛を生み出す器官の培養に成功した、というニュースが今年になって飛び込んできました!研究結果を発表したのは、横浜国立大学。
大学の研究チームによる毛髪の再生医療ということで、これが実現されたら、ハゲの悩みに四苦八苦する人なんてなくなりそうだ。もちろん今のところはまだマウスを使った実験の段階なわけだが、ここで注目すべきはなんといっても再生治療。

→髪の毛を生み出す器官の培養に成功した横浜国立大学

 

iPS細胞の毛髪再生医療まとめ

まとめ

資生堂のような大企業が再生医療業界に進出ということで、iPS細胞を用いた薄毛治療への期待は高まるばかり。脱毛症というのは人の生き死にに関わるようなものではないが、しかし脱毛症に悩む人の数は増える一方。育毛関連製品は育毛剤にはじまり、シャンプーなどのヘアケア製品から、かつら、AGAクリニック、内服薬、外用薬、植毛、増毛などなど、市場規模が非常に大きく、これに加えて再生医療による治療が始まると、さらに市場規模は拡大していくだろうと予想されている。

 

ただニュースにすっかり煽られて、薄毛対策を怠ったり、生活習慣に気を配ることを放棄したりするのは絶対にやめてもらいたい!
あと数年で新製品、新治療法が確立されるとはいわれてるものの、実際に実現されるかどうかは、今後の研究開発の進み方次第。各社がこぞって製品や治療法を開発してる間も、薄毛は進行してくことをお忘れなく。

 

今まさに、薄毛対策をはじめるかどうか迷ってる方、新しい製品が出るまで待ってみたいと思ってる方、薄毛の症状はいったん始まってしまうと、ひとりでに良くなるということは絶対にない。iPS細胞を使った新しい育毛製品や治療法を待つのもいいけど、その間薄毛対策を怠ることがないよう、くれぐれも注意したい。
どんなに優れた育毛剤や発毛剤が開発されるにしろ、薄毛の状態が軽症の人のほうが有利な立場に立てるはず

 

iPS細胞という万能の細胞に夢を託すあまり、薄毛の状態に無関心になったり、抜け毛を放置するのは賢明じゃない。薄毛の進行を抑えながら、頭皮も髪の毛も出来るだけ良いコンディションに保ち、現状を維持していく。これが現段階でのベストな選択肢!

 

再生医療で薄毛治療の最前線!培養した「種」で毛髪再生!

 

次世代医療「iPS細胞」による再生医療の実用化は果たしていつ実現する?

 

種。再生医療による脱毛症の治療というと、資生堂のそれが有名。資生堂はすでにプロジェクトを始動させ、東京医科大との共同研究により、治療の実現化に向けて着々と研究を重ねている。夢の医療、次世代医療と呼ばれる再生医療だが、薄毛治療も再生治療で可能になる日がもう目前に迫っている!

 

自分の毛髪細胞を取り出して培養、これを再びハゲてる部分に戻してやるという再生医療。ここに来てまた一つ新プロジェクトが発足。京セラ、理化学研究所、そしてオーガンテクノロジーの三社共同による研究がそれ。内容とはいうと、患者さんから摂取した毛包器官を増殖させ、それを脱毛部分に移植しなおすというもの。

 

そんなことが出来たなら、ハゲで悩む人なんてひとりもいなくなりそうだが、問題は費用。再生医療による治療に期待したい気持ちは山々だが、やっぱり気になるのは料金設定。一般人にも手が出そうな金額に収まってくれるよう祈りながら待ってみよう!

 

培養した「種」を植えて植毛?ハゲがいなくなる日は来るのか

 

三社による共同研究。今回の京セラ・理化学研究所・オーガンテクノロジーの三社による共同研究。この研究の骨子は、採取した毛包器官を培養して、その上で数を増殖してから、再び移植するということ。

 

必要なのは、正常に髪の毛の生えている後頭部の頭皮。ここから取り出した少量の検体から、まず毛包の基本と成る二つのパーツを分離させ、毛包原基を再生。さらにこの毛包原基を増殖して数を増やしたら、再生毛包原基パッケージの出来上がり。あとは病院やクリニックで、この再生毛包原基を植毛するだけ。

 

これまでの自家単毛包植毛術では、毛髪の数を増やすことが出来ないが、今回のこの研究はこの難点を克服。少量の検体から毛包原基を増殖できる、ここがポイントだ!だから

後頭部に少しでも髪が残っていれば、ハゲを克服できる可能性も十分ある

。今回の京セラによる研究プロジェクトの目的はまさに、これまでの自家単毛包植毛の欠点や難点を克服すること。資生堂や京セラをはじめとする大手企業がこぞって再生医療に続々参入してくれてるせいで、再生医療による薄毛治療の実現化はどんどん早まりそうだ!

 

実用化は果たしていつ?肝心なのはココなんだよね

 

実用化。再生医療で薄毛の治療が出来るようになるのは、まだまだ先のこと。と思ってる間にも、研究はどんどん進んでいる。資生堂の研究プロジェクトは、事業化の目標を2018年に定めているし、今回の京セラの研究は2020年の実用化を目指している。

資生堂の研究実用化が2018年目標だから、2年ほど遅れる感じだね。それでも近い将来に育毛ケアの選択肢が増えるのは嬉しいことだね。

 

まだまだ先の話と思っていたのに、再生医療による薄毛治療の実現は、ほんとうにもう目前に迫っている!薄毛対策といえば、かつらぐらいしかなかった時代と比べると、現在の薄毛治療の充実ぶりには目を見張るものがある。あとわずか数年先の実用化が待ち遠しい!

 

再生医療で毛髪ケア業界は活況!

 

資生堂といえば、美容業界のトップランナーの一つ。美容業界も注目する毛髪ケアの市場。日本全国で薄毛に悩む人の数は、なんと1800万人以上。年齢とともに増える男性型の脱毛症だけでなく、円形脱毛症やストレスや生活習慣の乱れによる抜け毛、女性の薄毛増加など、抜け毛や薄毛など、髪の悩みを抱える人の数は増える一方だ。

 

抜け毛や薄毛というのは、人の生死に関わるって問題じゃない。でも壮年になってからならまだしも、小さな子供や10代のうちに円形脱毛症や全身脱毛症にかかってしまうと、事は深刻だ。脱毛症は性別・年齢に関わりなく発症する上に、人数も破格に多い。さらに毛髪ケアは分野も多彩。育毛剤、育毛シャンプー、トリートメントにはじまり、植毛、増毛、ウィッグ、エクステ、内服薬などなど、毛髪ケア業界の市場規模は日増しに拡大している。資生堂や京セラのような大企業が、ここにビジネスチャンスあり!と、こぞって脱毛症治療の分野に進出するわけはここにある!毛髪ケア業界はかつてない活況を呈しているのだ!

 

京セラ・理化学研究所・オーガンテクノロジー

 

資生堂は美容業界を代表する企業。スキンケア製品やコスメの製造がメインの会社なわけだから、薄毛治療に携わっていこうという姿勢も十分頷ける。育毛業界が好況の今、ビジネスチャンスを逃すわけにはいかない、というわけだ。資生堂の場合、スキンケアやコスメ製品だけでなく、すでに育毛剤やシャンプーなど、育毛製品もたくさん製造・販売してるわけだから、再生医療の分野への進出も当然といえば当然のこと。

 

では京セラの場合はどうだろう?京セラは美容業界とは無関係だよね。じゃあ、一体どういうわけで、脱毛症の治療研究に携わるようになったのだろう?

 

京セラの事業内容というと、通信機器、情報機器、半導体部品などがすぐに思い浮かぶが、美容?コスメ?育毛?京セラと美容・育毛業界とは方向性がまったく違う。京セラがこの研究で何を貢献してるのか、気になってきたので、調べてみました!

 

京セラの発表によると、このプロジェクトにおける京セラの役割は技術提供。これまで培ってきた微細加工技術や生産技術をもとに、毛包細胞を加工する機器の開発を担当するとのこと。京セラのパートナー、理化学研究所とオーガンテクノロジーの二社は、細胞の培養・増幅・操作、そして前臨床実験を担当。三者三様の事業内容で培った知識や技術を総動員させて、2020年の実現化を目指す!

 

京セラ・理化学研究所・オーガンテクノロジーの育毛再生医療まとめ

まとめ

どんどん進む再生医療。国を挙げて研究を進めているせいか、再生医療の研究分野は広がる一方。当初は、難病や生死に関わる重篤な負傷に対しての研究が最優先されていたが、現在では脱毛症治療の分野にまで、再生医療の研究が適用されるようになってきた。薄毛に悩む自分たちにとっては、薄毛治療のオプションが増えるわけだから、これは非常に喜ばしいことだ!再生医療で薄毛が治せる日が来たら…と考えるだけで、希望が沸いてくる人もいるんじゃないかな?

 

自分の毛髪から取り出した毛包原基。これを培養した「種」をハゲた部分に植えつけて毛髪再生!一昔前の人から見たら、まったく夢のような話。一昔前どころか、わずか数年前だって、再生医療がこんなに進歩するなんてまるで予測できなかった!再生医療で薄毛を治せる日まであとわずか!だけど再生医療には少しでも自毛が残ってないとだめ!再生医療で毛髪再生!の日が訪れるまで、がんばって毛髪をキープしていこう!

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