(集英社/週刊少年ジャンプ2017年13号)
はわわっ、ネックですっ!
僕は漫画が大好きなんですけど、漫画雑誌は全然買わないんですよ。なぜなら僕は、単行本で集める派だから。
そんな僕がね、この間久々に週刊少年ジャンプを買ってしまいました!
なんでかって?それはね、表紙にかわいい女の子が載っていたからっ!表紙買いですよ、表紙買い。
そんな僕に表紙買いさせてしまった漫画こそが、今回紹介する「腹ペコのマリー」です。かわいい女の子目当てで読み始めたら、以外にも面白かったので紹介したいと思います。ネタバレはガンガンしますのでよろしく。
腹ペコのマリーってどんな漫画?
概要
週刊少年ジャンプに掲載されている、新連載の漫画です。作者は「べるぜバブ」の田村隆平先生。現在2話目が連載中です。
腹ペコのマリーの内容
ジャンルは恋愛モノですね。
寺生まれの主人公、美女木タイガ(びじょぎたいが)は、隣の教会に住む女の子、鷺宮アンナ(さぎみやあんな)に6年間の間片思いをしています。
そして、タイガは長年の片思い期間を終了させるため、アンナに告白することを決意します。「よーし告白するぞー」と思っていたら、アンナはいきなり謎の儀式を始める。
なに、これ…なんなのこの状態…
(集英社/田村隆平・腹ペコのマリー1話)
アンナはタイガに謎の儀式をしているところを見られたのが、超恥ずかしかったようで、タイガを無理やり謎の儀式につき合わせます。謎の儀式も二人でやったら恥ずかしくないもんね!
謎の儀式は、フランス王朝最後の王女、マリー・テレーズ・シャルロットを復活させる儀式ということが発覚。タイガはマリーを復活させるための生け贄にされてしまう。(なお、生贄はスーパーで売ってる鶏もも肉でも代用可)
こんな状況でも、タイガは内心アンナと話すことができたのがすごく嬉しかった。そして、その嬉しさのあまりタイガはアンナに告白する。しかし、それと同時に教会に雷が落ち、タイガに直撃!
心配するアンナとアンナの父。しばらくすると、タイガの声が。安心する二人。
しかし、タイガの身体は…。
なんと王女マリーの姿になってしまっていた!
(集英社/田村隆平・腹ペコのマリー1話)
ここで第1話終了。
腹ペコのマリーの魅力
腹ペコのマリーを読んで感じた魅力について書いていきます。正直ぶっ飛んだことも書いてるので、人によっては「こいつ、きも…」と思うかも。
ジャンプでTSモノをやるという度胸
(集英社/田村隆平・腹ペコのマリー1話)
TSとはtrans sexual(トランスセクシュアル)のこと。いわば性転換のことです。ようは「朝起きたら、女の子になってるー!」っていうやつね。だから、「君の名は」もTSモノです。
このジャンルってなかなかニッチなんですよ。男の子が女の子の体になって困惑する姿を楽しむっていう、ちょっと危ないジャンル。「俺、TSモノが好きなんだ。」なんて言おうものなら、ドン引きされてしまうという非常にマニアックな性癖です。
そんなちょっと危ないジャンルを、天下の週刊少年ジャンプでやっちゃうという度胸が素晴らしい。過去にもジャンプではTSモノをやってるんですよ。2002年に連載されてた「プリティフェイス」っていう漫画ね。
でも、あれ以来ジャンプでTSモノって多分やってないはず。
長らくジャンプでやってこなかったTSモノが、まさか、またこの目で拝めるとはっ!
田村隆平先生!ホントありがとう!
ここまで、読んでくれたらわかると思うけど、僕はTSモノかなり好きですよ!日常生活では絶対言わないけどね!
だって男子がね、急にかわいい女の子になるんだよ。そんで、困惑するんだよ。自分の胸を揉んだりして顔を赤くするんだよ。めっちゃかわいいじゃん。
それでね、親友の男子がだんだん主人公のことを好きになっちゃうんですよ。それにまた困惑する主人公。最初は体だけだったのに、だんだん精神まで女の子になっていくていうね。ああ^~たまんね~。
うん、自分で書いてて気持ち悪いな、コレ。
腹ペコのマリーの主人公の美女木タイガ君は、ケンカが強い硬派な男ですけど、これホント素晴らしい。硬派な男子ほど、女の子になったときのギャップがとんでもないものになるからね!
(集英社/田村隆平・腹ペコのマリー1話)
カマホモ野郎が女の子になっても大して驚きはないんですよ。本人も「女の子になった~!やったー!」ってなるだけですから。恥じらいもクソもない。
でも、ケンカが強い硬派な男子は、たいてい漫画では女子に免疫がない。だからこそ、自分が美少女になると強い困惑が生まれる。鏡をみて自分に興奮するみたいな。
また、腕力が弱くなっていて、普段ならケンカで勝てる相手にも勝てなくなっちゃう。そんで、ピンチの時に親友が助けてくれて、ドキドキみたいな。(なお、本作のマリーさんはケンカめっちゃ強い模様)
TSモノの主人公に硬派な男子を選ぶ、田村隆平先生は間違いなくTSモノを熟知してる。ホントわかってるなー。
ゴメン、TSモノについて熱く語りすぎた。もはや腹ペコのマリー関係なくなってきちゃってる。
とにかく、ジャンプでTSモノやってくれるのは超絶嬉しいってこと!!
マリーさんのビジュアルがめちゃくちゃかわいい
(集英社/田村隆平・腹ペコのマリー1話)
マリーさんぐうかわいい。え、めっちゃかわいくない?頭にお団子ついてんの超かわいくて、やばいだろこれ。
アンナちゃんも可愛いけど、マリーさん可愛すぎんだろ。可愛いしか言ってないな、語彙が貧困すぎる、僕。
田村先生ってこんなに絵上手かったっけ?僕は「べるぜバブ」は最初の数話しか読んでないから、まったく知らないんだけど、こんなに絵上手くなかったような気がするんだが。
べるぜバブの連載を続ける中で、画力が上がっていたのか…。
まあ、とにかく僕の好みドストライク!!
これからどうなるの?
2話の最後に体はもとに戻りますが、逆に精神がマリーさんになってしまいます。ふえぇ、これからどうなっちゃうの~。
とりあえず気になる点の1つ目が「タイガは誰と恋仲になるのか?」ということですね。まあ、順当にいったらタイガはアンナと恋仲になるんでしょうけど。
でも、もしかしたらタイガとマリーさんエンドになるかもしれないじゃん。もしくはマリーさんがタイガのことを好きになって、タイガはアンナのことが好きっていう三角関係になるかもしれないし。
これは妄想がはかどりますなあ。
気になる点の2つ目がタイトルにもなっている「腹ペコ」というワード。2話最後にタイガはお腹すかせてました。そしてお腹をすかせた直後に精神がマリーさんと入れ替わってました。
(集英社/田村隆平・腹ペコのマリー2話)
腹減ったら入れ替わるという設定なのかなあ?もし、そうなら頻繁に入れ替わりそうだなwww
それか単純にマリーさんが大食いキャラとか?政宗くんのリベンジの安達垣愛姫みたいな。それはそれでかわいいかも。
この辺りが気になります。これからどうなるのか?3話が待ち遠しいです。
最後に
「腹ペコのマリー」はなかなかオタクが好みそうな設定なので、オタクの僕としてはすごく気になる作品です。
これから、面白くなるのかはまだまだわかりませんが、期待して3話を待っていようと思います。
じゃあね~はわわ~。