被害最多1313人 16年1531人検挙
警察庁は9日、2016年に児童ポルノ事件で2097件、1531人を全国の警察が検挙し、被害にあった子どもは1313人に達したと発表した。いずれも過去最多。被害の様態別では裸の画像をメールなどで送らせる自画撮り被害が36.6%で最も多く、盗撮(32.4%)、児童買春.淫行(いんこう)(14.2%)と続く。
自画撮り被害における加害者との関係は、▽面識なし79.0%▽友人.知人13.8%▽交際者(元交際者含む)6.9%。面識のない加害者と知り合った方法では、ツイッターなどコミュニティーサイトが97.4%にのぼった。また、自画撮り被害者の73%がスマートフォンを使用していた。【川上晃弘】