マレーシア入管当局 北朝鮮国籍の労働者37人を拘束か
マレーシアと北朝鮮が互いに相手国の国民の出国を認めないという異例の措置を取るなど、両国の対立が激しくなる中、マレーシアの有力紙は、マレーシアの入管当局が東部のボルネオ島に滞在する北朝鮮国籍の労働者37人を、不法滞在の疑いなどで拘束したと伝えました。
北朝鮮外務省は7日、キム・ジョンナム(金正男)氏が殺害された事件が公正に解決されるまで、北朝鮮国内に滞在するマレーシア人の出国を認めないとする措置を打ち出し、これに対抗して、マレーシア政府も、マレーシア国内に滞在する北朝鮮国民の出国を禁止することを決めるなど、外交的な対立が激しくなっています。
こうした中、8日付けのマレーシアの有力紙「ニュー ストレーツタイムズ」は複数の消息筋の話として、マレーシアの入管当局が7日午前、東部のボルネオ島にある建設現場を強制捜査し、北朝鮮国籍の労働者37人を不法滞在の疑いなどで拘束したと伝えました。
強制捜査が行われた詳しい理由は明らかにされていませんが、マレーシア政府は今回の事件を受けて、北朝鮮国籍の人たちに対し、今週からビザなしでの渡航を認めないとするなど、監視を強化しています。
こうした中、8日付けのマレーシアの有力紙「ニュー ストレーツタイムズ」は複数の消息筋の話として、マレーシアの入管当局が7日午前、東部のボルネオ島にある建設現場を強制捜査し、北朝鮮国籍の労働者37人を不法滞在の疑いなどで拘束したと伝えました。
強制捜査が行われた詳しい理由は明らかにされていませんが、マレーシア政府は今回の事件を受けて、北朝鮮国籍の人たちに対し、今週からビザなしでの渡航を認めないとするなど、監視を強化しています。