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先日、とあるサイトで「3M」を趣味にしている男はモテない」という内容のコラムを書かせて頂いたところ、各方面から様々なご意見が届きました。
ちなみに「3M」とは私が勝手に作った造語で
マジック
マッサージ
まじない・占い
の3つ趣味の頭文字の「M」を取って作った言葉で御座います。
このコラムに対して頂いたご意見は大きく分けて3つ御座いました。
1つ目
「おいおい、俺はマジックが趣味だけどモテるぜ?」
2つ目
「なんでこの3つはモテないんですか?」
3つ目
「じゃあモテる趣味ってなんですか?」
の3つ。
今回はこの3つのご意見に対しての回答をさせて頂ければと思います。
・マジックやマッサージが悪いわけじゃない!
私も学生の頃は「趣味」の欄に「マジック」と書いていた人間で御座います。
ですので、普通の方よりはマジックについて明るいことでしょう。
さて、そんな私がマジックを始めたのは大学の頃でした。
マジックを始めた理由は?と聞かれれば、これは100%「モテたかった」からで御座います。
なんというか、マジックって女の子に喜ばれそうで、モテそうじゃないですか。
このことは皆様もなんとなくご理解頂けれるのではないかと思います。
合コンで、飲み会で、その他諸々。
マジックを披露できる場面というのはいくらでも御座います。
そこでかっこいいマジックでも披露できれば女の子は俺にメロメロ。
メロメロとは言わないにしても結構好感度が上がるのではないか、という風に考えてマジックを始めました。
さて、そんな理由でマジックを始めた私ですが、マジックを趣味にしていると同じくマジックを趣味にしている方とご一緒する機会も増えてきます。
そんな中で、私は感じました。
あれ?みんな全然モテてなくね?
と。
マジシャンの集まりの中に、モテる人が1人もいないというわけでは御座いません。確かにマジックを趣味にしてモテている方もいらっしゃるのですが、どういうわけか比率で考えるとモテていない人の方が圧倒的に多い。
「合コンに呼ばれる機会は増えたのに、全然モテない」
「上司から飲み会によく呼ばれるようになったけど、全然モテない」
そんな方が非常に多かったのです。
・マジックをしているのにモテている人ってどんな人?
しかし、先ほど申し上げた通り、マジックを趣味にしているのにモテている方が少ないとは言え、いらっしゃったのは事実。
最初は「あの人はイケメンだから」「あの人はトークが上手いから」というような理由でモテているのだと思いました。
もちろん、この理由が100%間違っているとは思いませんが、決定的に違うのはそこではありません。
私が色々と考えた結果
「マジックができる」ということでモテている方と
「マジックができるのに」モテていない方の違いは
マジックが好きか嫌いか
の一言に尽きます。
私は大学生でマジックを始めましたが、私の周りにいたマジックを趣味にしている方の多くは私と同じく「高校から大学」の間にマジックを始めている方が非常に多かったのを覚えています。
で、そもそもなんでマジックを始めたの?という質問をすると、非常に高い確率で「モテたかったから」という回答が返ってくるのですが、端的に言ってここが最大の原因でした。
「モテたくてマジックを始めた方」というのは、その多くが別にそんなにマジックが好きではありません。
もちろん「モテたい」という理由でマジックを始めたものの、そのままマジックのことが本気で好きになった方もいらっしゃます。ですが、モテたいという理由でマジックを始めた方というのは「マジックが別に好きではない」どころか「マジックが嫌い」という方すらいらっしゃるのです。
ただ「モテそうだから」という理由でマジックを続けている方が決して少なくない。
そして「モテるためにマジックを趣味にしているものの、その趣味自体が好きな訳ではない」という方は、まず間違いなくモテません。少なくとも「マジックができる」ということは何一つ武器にならないのです。
マジックを始めようとしている方へのアドバイス
ここで本題からは逸れますが、マジックを趣味にしている私から、これからマジックを始めようとしている方に向けて極めて実践的なアドバイスを1つだけお伝えさせて頂きましょう。
マジックは、始めるのは簡単だが、辞めるのは極めて難しい。
皆様が思っているよりも、マジックの敷居は高くありません。
低価格で簡単で面白いマジックはいくらでも御座います。
飲み込みの早い方なら30分も練習すれば、飲み会の席用のマジックくらいならマスターできることでしょう。
ちなみに飲み会(5人くらいまで)で
極めて盛り上がり
極めて値段が安く
極めて簡単な
マジックを3つご紹介します。
この3つは簡単、安い、(場を盛り上げるという意味でなら)効果的という三拍子揃ったマジックで御座います。
さぁ、修羅の道へようこそ!
端的に言います。
・マジックが別に好きなわけではない。
・マジックでモテようとしている
・ちょっとかっこいいマジックを飲み会でやる
この3つの条件を全て満たしてしまった時、マジックはただの趣味から修羅の道へと変わります。
と言うのも1度飲み会の席でマジックをしてしまったら最後、次の飲み会でもその次の飲み会でも必ず
「マジックやれよー」
と言われるようになります。
こうなると地獄
大して好きでもないマジックを、仕事でもないのに日々努力してレパートリーを増やさなくてはならない、という状況に陥ってしまいます。
これは100%経験談ですが、辛いです。
モテる趣味って何だ?
このマジックの経験を通して私が気がついたこと
それは、モテる趣味とは「好きでやっている趣味」であるということで御座います。
私はマジック以外にも様々な趣味に手を出しました。
そして、どの趣味でも「趣味を通じて出会ったカップル」という存在がいらっしゃいましたが、趣味を通じて彼女ができる男性というのは基本的に
「好きでその趣味をやっている方」
なのだと感じました。
こう言っては何ですが、ボードゲームなんて男女比率が異常なんてレベルではありません。
ですが、そんな状況であっても「本当にボードゲームが大好きな方」というのは、なんだかんだで彼女を作るものです。
3M(マジック、マッサージ、占い)を趣味にしている人は何故モテないのか?
今回のテーマであった3つの質問
1つ目
「おいおい、俺はマジックが趣味だけどモテるぜ?」
2つ目
「なんでこの3つはモテないんですか?」
3つ目
「じゃあモテる趣味ってなんですか?」
についてお応えさせて頂きましょう。
Q1「おいおい、俺はマジックが趣味だけどモテるぜ?」
それはとても素晴らしいことで御座います。おそらくマジックが好きでマジックを趣味にされている方なのでしょう。何の嫌味でもなく、それはとても素晴らしいことで御座います。
Q2「何でこの趣味はモテないんですか?」
この3つを趣味にしていても、その理由が「マジック(マッサージ、占い)が好きだから」という理由なら、全く問題ございません。それ以外のところ(身だしなみや性格)などに極端な問題がなければきっとモテることと思います。
ですが、この3つの趣味は極めて「好きでもないのに趣味にしている」という方が多いのです。そのため比率として、モテない方が多くなってしまうのです。
Q3「じゃあモテる趣味ってなんですか?」
これは極めて簡単で「それが好きだから趣味にしている方」で御座います。
そもそもに「趣味」でモテようと思うのが誤りと言えば誤りなのですが、それでも「趣味」でモテようと思ったら、その趣味が大好き!ということが要求されるのだと思います。
好きで趣味をやっている方と、好きでもないけど何となくその趣味をやっている方、というのは輝きに違いがあるように感じます。非常に抽象的な表現で申し訳ないのですが、何となくご理解いただけるのではないでしょうか?
モテるオタクとモテないオタク
好きでもないことをやっている方というのは傍目から見ても「一緒にいたい」とはあまり感じないことでしょう。
出来ることなら誰もが「楽しそうな人」と一緒にいたいと思うことと思います。
これは仕事でも趣味でも同じ話。
好きな仕事をしている方と、好きでもないことを仕事をしている方のどちらが魅力的か、と考えれば基本的には好きな仕事をしている方のほうが魅力的に映ることと思います(好きなことをやる!とぷらぷらしている方は別)
とは言え、現実はそこまで簡単では御座いません。
「好きなことを仕事にする」ということは物凄くハードルが高いと言えますし、仮に好きなことを仕事に出来たとしても、仕事となったら全く楽しめなくなったという方も少なくないことでしょう。
ですが、趣味。
これは別にお金になる必要はありませんし、試験も面接も能力も必要ないので、好きなことを趣味にすることが出来ます。
しかし、私にはどうにも「大して好きではないのに、その趣味をしている」という方が3M以外にも、たくさんいらっしゃるような気がしてなりません。
特に多いと感じるのが、オタク界隈。
私はオタク趣味がモテないというつもりは全く御座いません。オタクが悪い、とも全く思いません。
ですが、単純に「そこまでアニメやゲームが好きじゃないのに、自分に言い聞かせてオタクを趣味にしている」という方が少なくないような気がしてならないのです。
そしてモテるオタクとモテないオタクの違いはここ(と身だしなみ)にあるのではなでしょうか?
とは言え今回私は、モテるかモテないか、なんていう話をするために今回のコラムを書いた訳では御座いません。
それよりも私がお伝えしたかったのは「仕事はともかく趣味くらいは「好きなこと」をやって欲しい」ということで御座います。
(せめて趣味くらいは)好きなことをして生きていく
「ゲームが好きだから、俺はオタクだ!」
それはとても素晴らしいことです。
「俺は二次元の女の子が大好きだ!」
それも素晴らしいことで御座います。
「私は男性同士の恋愛を見るのが大好きだ!」
良いではありませんか、とても素敵なことだと思います。
「俺は最近アニメを見てる。でも大した量は見てないから、俺ってオタクなのか?でもあのアニメは楽しかった!」
良いじゃないですか。別にたくさん見れば偉いわけでもありませんし、楽しいならそれで良いのです。
こういった方は良いのです。趣味が浅くても深くても「楽しいからやっている方」に、私は一切の文句は御座いません。
私が今回のコラムで伝えたいことがあるのは「楽しくもないのにオタクをやっている方」
分かりやすくいうと
「オタクである、ということが目的になってしまっている方」で御座います。
別にアニメが好きなわけでも、二次元の女の子が好きなわけでも、ゲームが好きなわけでもないのに、自分に必死に「俺はオタクだ」と言い聞かせている方。
こういう風にお伝えすると「人に見せつけるように缶バッチを付けてるニワカのことね」とお考えになるかもしれませんが、個人的な意見としては、良し悪しはともかくとして、彼らはとても楽しそうです。そしてオタクかどうかはともかくとして、多分彼らは「楽しいから」アニメを見ているように見える。
むしろ、いわゆる「ニワカ」のことを見て「ろくにアニメも見てないくせに、オタクを名乗りやがって・・・」とニワカのことを不快に感じているような方こそ、私にはどうしてもオタクに見えないのです。
どうしても彼らが楽しそうに見えない。
アニメが好きだからオタクなのではなく自分で自分のことを「オタクだ」と決めたから、アニメを見ているように感じてならないのです。
そして引くに引けなくなってしまっている。
本人も薄々「別にアニメ見ても楽しくねえし、ゲームも楽しくねえ」と感じているのに、自分で決めた「オタク」というキャラに縛られて「アニメ」や「ゲーム」で遊んでいるように見えてなりません。
重ね重ねになりますが、私はオタクだろうとオタクじゃなかろうと、マニアだろうとニワカだろうと、趣味をしている瞬間に「楽しい」と感じているのなら、何一つ文句は御座いません。ここだけは間違いございません。
しかし、楽しくもないのにその趣味をしている方。
彼らが悪いと言いたいわけでは御座いません。
ただ、せめて趣味くらいは好きなことをしてほしい、という私のお節介から、このコラムを書かせて頂きました。
セルフハンディキャップ
「俺、全然勉強してねえわ〜」とテスト前に公言する方がいらっしゃいますが、これをセルフハンディキャップと言います。
「仮にテストの点が悪くても、それは「全然勉強してない」から当然だよね。むしろ全然勉強してないのに、これだけ点数取れる俺って凄くね?てか勉強すれば普通に点数取れっから」
要するにこういう心理がセルフハンディキャップで御座います。
さて、先ほどから私がお伝えしている「オタクである、ということが目的になってしまっている方」で御座いますが、彼らは「セルフハンディキャップとしてのオタク」と言えるのではないでしょうか?
ここに1人の少年がおりました。
彼には友達がいません。勉強も出来ません。スポーツも出来ません。顔も良くありません。特に好きなこともありません。
彼は、別にアニメが好きなわけでもありませんでした。ゲームもそんなに好きではありません。女の子はどちらかと言えば現実の女の子の方が好きでした。
さて、彼はこのように極めて辛い状況に立たされていたのですが、それを全部「自分のせい」と考えることはあまりにも辛く苦しいと言わざるを得ません。
ですので彼は、自分のことを「オタクである」と思い込むようになりました。
俺に友達がいないのは、俺がオタクだからだ。
俺はオタクだから、スポーツが出来ないのも当然だ。
オタクだからモテないんだ。
そんな彼は「自分がオタクではない」ということに気がついてしまうと、「オタクだから」という言い訳が出来なくなってしまい、自分の不遇な状況の原因が、全て「自分のせい」ということに気がついてしまいます。
ですので、彼は自分のことを「オタクである」と思い込むことをより深めていきます。
とこんな感じの昔話みたいな理由でオタクになっているということで御座います。
この話は極端にしても、このようにセルフハンディキャップとして、自分のことをオタクだと思い込んでいる方は決して少なくないように感じます。
セルフハンディキャップ型オタクの方に伝えたいこと
単純にアニメが好きなら、ゲームが好きなら、コスプレが好きなら、二次元の女の子が好きなら、私は何も言いません。
ですが、もし貴方様がセルフハンディキャップ型のオタクであるのなら、1つだけお伝えしたいことが御座います。
別に自分のことをオタクだ、と名乗ることをやめろとは言いません。
それに「自分がセルフハンディキャップ型のオタクである」ということを認めろとも言いません。
ですが、どうか何でも良いので「楽しい」と思えることを探してみてはいただけないでしょうか?
何となく気になったことをやってみるでも良いですし、気になった趣味を調べてみるでも、気になったところに行ってみる、でも構いません。
ですが「自分はオタクだから、こういう趣味は俺はしない」と楽しそうなことから目を背けること、これだけはどうかやめて頂けないでしょうか。
「楽しいことを見つけない努力」をやめるだけで、それだけで人生はだいぶ楽しくなることと思います。
趣味すら苦行。という人生はいくら何でも悲し過ぎます。
どうか「楽しいこと」から目を背けないでくださいませ。
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