町長、再稼働に同意「社会生活安定に必要」
佐賀県玄海町の岸本英雄町長が7日、町内に立地する九州電力玄海原発3、4号機の再稼働に同意した。九電の瓜生(うりう)道明社長に電話で伝えた後、記者会見し「再稼働を進めるとされた政府の方針に、立地自治体として理解する」と正式表明。「福島原発事故以来、不安を抱えている町民がいることは承知しているが、社会生活の安定を保つためにも原子力エネルギーは必要と思っている」と述べた。
町議会も2月24日に同意しており、焦点は県の判断に移る。山口祥義(よしのり)知事は「自治体として一生懸命に向かい合って出された結果だと思う。私は知事としての判断をしかるべき時期にしっかりとしていきたい」と話した。知事は県議会の判断を待って、早ければ4月にも結論を出すとみられるが、県議会、県ともに同意する公算が大きい。【原田哲郎】