たまには、普通に記事を書いてみようか。
本はよく読む。
特にミステリーが好きなんだけどね。いわゆる推理小説だ。
簡単に推理小説と言っても、いろんな種類がある。
本格、警察、ハードボイルド、倒叙、社会派、歴史、ユーモア・・・
思いつくままに挙げただけでも相当な種類があるな。
トリックにしても、密室トリック、アリバイトリック、死体損壊・・・まぁ、いろいろ有るんだけど、オレが一番好きなのは、叙述トリックだ。
この叙述トリックで綺麗に騙された時は、本を閉じた後で清々しささえ感じるぞ。
で、今回の話は、本の話。
先日、綾辻行人の「時計館の殺人」を読んだんだけど、その話をしてみようか。
文庫で上下巻二冊、けっこう長い小説なんだけど・・・
う~ん、堪能した!
言わずと知れた綾辻行人の「館シリーズ」第五作目だ。このシリーズ、第一作目「十角館の殺人」から順番に読んでるんだけど、今回はやられたなぁ。
「十角館~」の・・・あの有名な一行の衝撃も凄かったけど、この「時計館~」もなかなかの衝撃度だったな。
舞台は鎌倉にある時計館。そこで起こる連続殺人を描いた推理小説なんだけど、最初は・・・
ふ~ん、密室物かぁ・・・
なんて思ってたわけだ。
密室物ってのは、まぁ、詳しくは書かないけど、人が殺されているけど、中からカギがかかっていて犯人がどこから来たのか、どうやって逃走したのか分からない、って言うような物だな。
それプラス、この「時計館~」は、クローズド・サークルの要素もある。アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」なんかで有名だけど、閉じ込められた屋敷とか孤島とかで殺人が起こり、犯人は、その閉じ込められたメンバーの中に居る、っていうようなスタイルだな。
上下巻二冊でけっこう長いし、読み始めるのは、ちょっと躊躇してたんだよなぁ。面白くなかったら、途中で投げ出せば良いんだけど、面白かったら・・・睡眠不足になるからな。
で、今回・・・
睡眠不足だ!
これ、途中で投げ出すどころか、続きが気になって、気になって、とうとう二日で読了してしまった。これは、そ~と~面白い!
最初にクローズド・サークルで密室物って思ってたんだけど、まさかのアリバイ物でもあったわけだ。しかも、そのアリバイトリックが・・・
凄い!
いろいろミステリーを読んでるけど、このアリバイトリックは新鮮だ。「館シリーズ」の中でも「十角館~」に並ぶ傑作と思うぞ。
いろいろ伏線も張り巡らされているんだけど、見事に伏線も回収されてる。
あ~、そういう事だったのか!
って伏線があっちにも、こっちにも・・・。
自殺した少女のセリフなんか、読んでる途中は「?」な感じなんだけど、読了後は、う~ん、参りました!と言うほかない見事な伏線。
ハッピーエンドでもないし、何とも言えない読後感だけど、これは水準以上の小説だ。
「館シリーズ」は、どこから読んでも完結してる小説だし、それなりに水準は保ってるけど、まだ読んでない人は第一作目「十角館の殺人」から順番に読む方が良いと思う。
登場人物がダブッてたり、時間経過が第一作から継続してるので、順番に読む方が物語に入りやすいのだ。
| 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上) 綾辻行人 講談社 売り上げランキング : 6444 Amazonで詳しく見る by AZlink |
| 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下) 綾辻行人 講談社 売り上げランキング : 14262 Amazonで詳しく見る by AZlink |
って事で、今回はオススメのミステリーの紹介でもしてみようか。
紹介って言っても、たったの二冊だけだw
続き~
好きなのは叙述トリックなんで、そこから二冊を厳選だ。
まぁ、超有名どころだし、今さら感だけどな。
叙述トリックってのは・・・
ミステリ小説において、文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う手法。読者の先入観を利用し、誤った解釈を与えることで、読後の衝撃をもたらすテクニックのこと。
物語を読んでいくうちに、読者が勝手に先入観でイメージを作ってしまって、最後にそれがひっくり返されるって技法だ。オレとしては、これは小説家の腕が相当高くないと難しいと思うんだよね。なので、叙述トリックと言うよりも、叙述テクニックって言いたいんだけどな。
叙述トリックの使い手として有名なのは、折原 一(おりはら いち)だけど、今回は他の作者から挙げてみるぞ。
もう何度か紹介してるけど、叙述トリックと言えば、これを挙げたい。
歌野 晶午 「葉桜の季節に君を想うということ」
| 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) 歌野 晶午 文藝春秋 売り上げランキング : 6771 Amazonで詳しく見る by AZlink |
始めて読んだときは、ラストでぶっ飛んだぞ。
これぞ、言葉の魔術!
登場人物もむちゃくちゃ魅力的に描かれてるし、ついつい応援したくなるキャラ設定なんだけど、ラストの衝撃度は、近年、稀に見る衝撃だったな。
すごく面白い小説で、深夜になっても夢中で読んでたんだけど、ラストは眠気も吹っ飛んだからなぁ。
えええええ!?
ウソだろ~!
って感覚だ。
ベッドで横になって読んでたんだけど、思わずベッドに立ち上がるほどの衝撃w
伏線の回収も破綻なく、見事に騙された。
騙されて気持ちいい!
読後感も、なんか明るい気分になる。勧善懲悪、善が勝って悪が滅びる・・・みたいな小説は読後感も良いな。
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。
(「BOOK」データベースより)
次に挙げるのは、「葉桜の~」とは真逆と言ってもいい、読後感のドンヨリした小説だ。
我孫子 武丸 「殺戮にいたる病」
| 殺戮にいたる病 (講談社文庫) 我孫子 武丸 講談社 売り上げランキング : 4206 Amazonで詳しく見る by AZlink |
こちらもラストの衝撃度では「葉桜の~」に負けてない。まさに驚天動地、大どんでん返しと言える結末だな。
この小説は、けっこう描写がエログロなんだよね。 かなりドギツイ描かれ方なんだけどね。この本もベッドの中で布団をかぶって読んでたんだけど、ラストの大どんでん返しで震えたからなぁ。本を読んで感動で震えたって事はたまに有るけど、予想外の結末に震えるなんてのは珍しいぞ。
恐ろしい結末!
恐怖すら感じさせる結末に震えたのだ。
こういう体験が出来るから本を読むのは止められない。
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
(「BOOK」データベースより)
う~ん、他にも横山 秀夫の警察小説「64」とか、名手・折原 一の「冤罪者」なんて言うのも有るけど、また気が向いたら書いてみようか。
いつものバイト君の誤字・脱字チェックだ。
バイト君:人気作家の東野 圭吾は触れないんですねw
昔は好きだったけど、今は嫌いだからな
バイト君:ガリレオのせいでしょw
いつも怒ってますもんね~ww
当たり前だ!
東野 圭吾本人がインタビューで答えてるけど、ガリレオは佐野 史郎をイメージして書いたって・・・。
佐野 史郎だぞ!
バイト君:それがテレビで演じてるのは福山ですもんねww
その名前は聞きたくない!
SMAPの連中と福山は、嫌いだ!
オレの前で名前を出すな!
(灰皿を投げつける)
バイト君:危ないじゃないですか~!
奴がガリレオを演じるようになってから、一冊も東野 圭吾の本は読んでないの知ってるだろ~が!
それぐらい嫌いなんだっての!
バイト君:・・・・・・
次回の予定~
ねんどろいど用の寝袋の自作・・・。
途中経過を書いてみた。
それと、アキラの超初心者マジック 第10弾。
今回はリボルバーに挑戦。