「Oculus Rift」、当面「Mac」をサポートする計画なし--共同創業者

Dan Graziano (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年03月03日 09時07分
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 Oculusの共同創業者であるNate Mitchell氏は、TechCrunchとのインタビューの中で、今後数カ月間はAppleのコンピュータをサポートする計画がないことを明らかにした。「MacBook Pro」を日常的に使用しているというMitchell氏は、「Mac」への対応は「私が非常に大切だと思っていること」だとしつつ、良質なエクスペリエンスを実現するには多くのリソースが必要だと述べた。

 米国時間3月1日に公開された記事の中でMitchell氏は、「Riftで『OS X』(『macOS』)をサポートしたいとは思っている。今後6カ月間のロードマップに現時点で組み込まれていない項目だとも言える」と述べている。「これについては、再考を重ねるつもりだ。われわれにとって真の課題は、その分野にどれだけ投資するかということだ。適切に、素晴らしいエクスペリエンスを実現するには、多くの時間とエネルギーを要するためだ」(Mitchell氏)

 Oculusにコメントを求めたが、回答を得られていない。

 初期のOculus開発キットは、一部のApple製コンピュータをサポートしていたという。しかしRiftヘッドセットのコンシューマー版はMacに対応していない。HTCの「Vive」ヘッドセットもMacに対応していない。


提供:James Martin/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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