嵐がやってきた。
ジョジョだ、忍者だ、バンドだ、プリキュアだ、ガンダムだ、見たこともないような嵐が次から次に押し寄せた。
小舟は必死に堪え、男は荒れ狂う波に立ち向かった。しかし嵐は予想以上だった。
どれほどの時間が過ぎたのだろうか。ようやく嵐は過ぎ去った。しかし、男を乗せた小舟の姿はどこにもなかった。
ホビヲからはてはへ
いつもお世話になっております。ホビヲログのホビヲと申します。
今日は、ご相談があってメールしました。実はあるはてなブロガーと読者登録数を競い合っています。
相手は、ネッ友に知恵を授かり着実に読者登録数を増やしています。自身は相談できるネッ友がいないため、はてなご担当者様にご意見をいただきたく思った次第です。
はてなブログで「読者」を増やすためのアドバイスをいただくことは可能でしょうか。
お手数おかけしますが、何卒よろしくお願いします。
はてなからホビヲへ
いつもはてなをご利用いただきありがとうございます。
読者数については、本来、単に数を増やすことを目的としたり、他者と競うような性格のものではなく、ブログを継続して読みたい方がおられるということの結果にすぎません。
そのため、読者を増やすことを主目的として特別な対策を取ることは推奨しておらず、弊社としても特別なアドバイスを行うことは致しかねます。
ご希望に添えず恐縮ですが、ご了承ください。どうぞよろしくお願いいたします。
ホビヲからはてなへ
お世話になっております。ホビヲログのホビヲです。
お返事をありがとうございます。読者登録数は結果であって目的ではないというご指摘、おっしゃる通りだと思いました。
これを機に、貴社のウェブサイトに記されている「はてなブログの目指す場所」について読み直しました。
はてなブログを通じて、書き残してほしいこと
はてなブログは、あなたが日々の生活から感じたこと、考えたことを他人と共有できる場所です。記事を書き続けることで、あなたの感性や関心が読者にも伝わり、同じ興味を持つ人とのつながりが生まれます。
ぜひ、あなたの言葉で、あなたならではの視点で、あなたの考えていることや、あなたの体験を、はてなブログに書き残してください。
それはきっと、見知らぬ誰かのためになります。
それはきっと、いつか見返す未来の自分のためになります。
私たちは、そんな「見知らぬ誰かのため」や「いつか見返す未来の自分のため」になるであろう言葉を書き記す、そのためのツールとして、はてなブログをご利用いただくことを望んでいます。
私たちは、はてなブログを通じて、「見知らぬ誰かのため」や「いつか見返す未来の自分のため」になるであろう言葉が書き残されていく世界を、形作っていきたいと思っています。
このメッセージを拝読して思いました。もしかしたら、私は別の場所に向かって走っていたのかもしれません。
たしかに、ブログは何を書いたっていいと思います。
しかし、目の前の利益や、表面的な面白さを追求するのではなく、自分が本当に面白い思ったこと、心から誰に伝えたいと思ったこと、それらをエントリー(記事)にぶつけるべきなのだと思いました。
それには人間力が必要かもしれません。
もっと人と会い、出会いの中で感じたこと。もっと外に出て、自分が肌で感じたこと。そして、誰かに本当に伝えたいと湧き上がってきた思い。
これからは、そういったものを記事にしていこうと思います。
なんだか、うっすらと涙が出てきました。
大切なことに気づかせていただき、本当にありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いします。
まとめ
一艘の小舟の行方は、まだ分かっていない。