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Androidを支える技術I、無事発売!
karino2
三日前くらいに無事発売されました。

技評のページ: http://gihyo.jp/book/2017/978-4-7741-8759-4

ちょうど同じ頃に二冊目の仕上げのチェックなどがいろいろ重なってバタバタしていましたが、今では一通りやる事も終わって一息ついた感じです。
どういう本なのかとかは、上記のリンクの目次と概要文を読んでもらうとして、ここでは雑談などを。

キックオフのミーティング的な事をやっているのがメールを見直すと2015年の10月5日。
そう考えると発売まで1年と4カ月ほどかかっている計算になる。
ただ、間に5カ月ほどリコメンデーションエンジンの仕事をフルタイムでやってた時期があり、この間はほとんど原稿は書いて無い。
だから実際は11カ月、という所か。

ただ、本を書く前にソース読みをやっていて、これがこの本の母体になっている。
以下
http://karino2.livejournal.com/tag/android%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E8%AA%AD%E3%81%BF
で一連のブログが読めるが、最初が2015年の8月4日。Mのリリースが10月5日なのでまだMは出ていない、くらい。
当時はLのコードをシンクして読んだ。その時のメモを元に原稿を書き始めたのでしばらくはLのコードを元に原稿を書いていた。
今は7.1まで出てしまっている。2バージョンである。Androidの本を書くのは大変だ…

結果として出来た本はこの大変さを乗り越えただけあって、なかなか良いと思う。
このタイミングでNougatをベースとした本になっていて、バージョンが重要でない話題でも基本的にはNougatを題材にしているし、profile guided compileやMedia Serverの刷新は全て含めて説明してある。

読んでもらえば分かるけれど、現時点では世界一詳しい内部解説本であり、たぶん世界一レベルの高いAndroid本でもあると思う。
こんな難しい本読む人居るのかな?という不安はあったけれど、今の所好評なようで何より。

この本は結構完成出来るか頓挫するかのギリギリのラインで、実際もうこりゃダメかな、と思ったのが二回くらいあったし、最後の方は気力も尽きてて本当に大変だった。
もっと時間をかければ出来たであろう改善案とかも内輪のレビューのフィードバックではもらったけれど、これが今の自分の作れる本の限界だった。
ただ、それでもちゃんと形に出来たのは大したものだと自分では思うし、出来た本もかなり自分が書く価値のある本になったと満足している。
これだけの本を世に出せたらちょっとしたものでしょう。

この本は大変難しい本で、読むのも大変だと思うけれど、レビューは皆かなりしっかりやってくれて凄い嬉しかったです。
自惚れさせてもらうと、まぁ読んでやるか、と思ってもらえる程度の面白さのある本には出来ていたという事なのかもしれない。
でも忙しい日々の中で頑張って協力してくれたのは間違いない。感謝です。

自分としてはRenderNodeの割り当てについて意識的になる、という事と、HWCのprepareで全部HWC_OVERLAYになっているのがどういう状態か、みたいな事を伝えたくて本書を書きました。
だから5章と6章が一番気に入ってます。Longhornに入れ込んで転職までした人間ですしね。

二冊目は3月下旬に出ます。こちらはActivityの本です。
二冊目はより組み込み色が強くなりますが、こちらもまた結構とんがった本で、Activityの本と聞いて想像する内容とはだいぶ違う本になっているんじゃないかなぁ。

こちらの作業はだいたい終わって残りは出版社側の作業なので、自分は今後、サポートページでも整備していこうかなぁ、と思っています。サポートページは上記リンクからも辿れますが、以下:

https://github.com/karino2/AndroidSupportTech/blob/master/README.md

とりあえずソースコードの参照のリストを作って、正誤表もつけたい。

なお、150ページほどこの二冊に含まれないBinderの原稿というのを書いてしまっている。
大量の図と解説が含まれている。
でもまだ仕上げを行わないと出版出来ない状態で、今からもう一冊仕上げする気力も無くてどうしようか途方に暮れています。どうしよう?

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