元業界人が貴金属(金、プラチナ)について説明します!
私は宝飾業界にいた事があります。一般の人にはあまり知られていない貴金属に関するお話をします。
貴金属とは読んで字のごとく貴重(希少)な金属の事でリング(指輪)などの装飾品に使われる貴金属は金かプラチナを使用しています。なので値段はそれなりにします。リングの場合1万円を超えないものは貴金属を使用していない物と思っていいと思います。
まず金のお話をします。
よく純金や18金という言葉を耳にするかとは思いますが純金は100%(ほぼ)が金で24金とも言います。また純金を業界用語ではヤキと呼びます。
18金とは何かと言うとまず純金が24金ですよね?これを分母にし18が分子。
18/24=0.75
つまり純度が75%の金を18金と呼びます。K18とよく表記されます。ここまではググればすぐに出ると思いますのでこの先にいきます。
まず市場を出回っている金を使用した製品は18金がほとんどです。何で純金にしないの?と思うかと思いますが純金だと柔らかすぎるからです。製品としての強度が弱いのはもちろんの事、加工も難しいのです。その点18金だと純度もそれなりに有り加工もしやすいという事から多く使われています。ちなみに金の相場が上がってから10金(約41.7%)も増えてきましたが。
では18金の残りの25%は何の地金が入っているのかと言うと銀と銅がよく使われます。この銀と銅の割合を調整する事によって色も調整出来ます。
銀の割合を多くする→黄色っぽくなる
銅の割合を多くする→赤っぽくなる
ピンクゴールドと呼ばれる物は地金メーカーにもよりますが銅をメインとしてその他諸々の金属を使用している様です。
またホワイトゴールドというのもよく耳にすると思います。
市場に出回っているホワイトゴールドのほとんどはメッキがかかっています。金は当然金色をしているので白くするのには無理があります。白っぽくはなるもののあまりにも汚い色なのでメッキをかけます。白くするのにはニッケルかパラジウムという金属をよく使われますがニッケルは金属アレルギーになりやすいと言われいる為最近はあまり使われなくなっています。逆にニッケルを使っている製品は要注意です。
そういう訳なのでホワイトゴールドの製品の色が汚くなった場合はメッキが剥がれた可能性があります。
続いてプラチナです。
基本的には金よりも高いです。プラチナも金と同じ様に純プラチナの製品はあまりありません。
金と表記の仕方が変わります。100%を1000としています。
純プラチナの場合 :Pt1000
純度90%のプラチナ場合 :Pt900
Pt1000はよく婚約指輪や結婚指輪で使用されますがそれ以外はほとんどPt900が使われています。
金と同じ様に純プラチナも柔らかい為Pt900がよく使われます。残りの地金はパラジウムを使用しているところが多いですね。またホワイトゴールドと違ってプラチナ製品の場合は逆にメッキをほとんどかけていません。プラチナはそのままでも十分ツヤがあり奇麗な色をしています。
最後に
家に使わなくなったジュエリー(貴金属を使った製品)が眠っていませんか?
壊れていても売る事が出来ます。
例えば変形したリング、片方だけのピアスなど。
貴金属かどうかの簡単な見分け方
①磁石にくっつかない
②刻印がある
刻印の例(○は数字)
金の場合 :K〇、〇KT、〇(数字のみ)
プラチナの場合:Pt〇、○(数字のみ)
まず刻印は探しづらいので磁石で確認した方が簡単です。くっついたらまず貴金属ではありません。つかなければ刻印があるかどうか確認してみましょう。刻印の種類は上の例に挙げた以外にもあります。
ただ刻印は素人では探しづらいので磁石にくっつかない時点で地金買取ショップで査定してもらう価値があります。基本的に査定だけならほとんどの店は無料です。
ちなみにシルバー(銀)製品はほとんどお金になりません。
家に眠っていたジュエリーが意外にお金になるかも?
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