ただいま妻が2人目を妊娠中で切迫早産のため入院中、息子(2歳)が義実家に帰省中、家には私一人だけという我が家です。
私の仕事の繁忙に合わせて2週間ほど義実家に預けていた息子が今週末に帰ってきます。妻はまだ入院が続きそうなので、しばらくは義母との3人暮らしになる予定です。
一人で暮らす悠々自適な2週間、基本は職場と病院と家の往復でしたが、そんな中でも時間を見つけては家の掃除をやっていました。だって義母が来るのに荒れた家にはできないし…。
というわけで普段の掃除は妻に任せっきりだったパパが「子どもが里帰り中にした掃除」をまとめてみます。これくらいやっておけばきっとお叱りを受けずに済むはず!
基本の掃除
まず、基本の掃除としてリビング・洋室、キッチン、トイレ、洗面所、お風呂、ベランダ、玄関の掃除は最低限欠かせません。
フローリングの掃除は掃除機をかけるだけでなく拭き掃除までやります。床って結構汚れてるんですよ。ちなみに掃除機からかけるのではなく、クイックルワイパー(ドライ)→掃除機→雑巾掛けの順序でやるのが正解らしいです。
最初に掃除機をかけると、排気でほこりを舞い上げてしまいます。舞い上がったほこりは2時間くらい経ってまた床に落ちるので掃除の意味がなくなります。そして家の中にあるホコリ1gには10万個の菌、6万個のカビがいるらしいです…。
なので、最初にドライのクイックルワイパーでホコリを取り、次に溝などに入ったゴミ等を掃除するために掃除機をかけ、最後に拭き掃除をするのが正しい手順です。
こうやって最低限目に見える範囲のところをキレイにしておけば、掃除をやろうとした気概は感じ取ってくれるはず。
一手間かけた掃除
一通り基本の掃除をやりつつ、一手間かけた掃除をしていきます。普段の生活ではなかなか手が回らないところまで掃除しておくことで、"・・・素敵"となるのです、多分。
今回手を出した大きめの掃除箇所はこちらです。
キッチンの油汚れ
まずは油汚れが目に付いた五徳と魚焼きグリルを洗いました。
といってもやったのはお湯をシンクに張って、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を適当に入れ、これらを浸け置きするだけ。1時間浸けておくだけでキレイになりました。ビフォーアフターがこちら。
ずぼらパパにもできる!キッチンの油汚れはつけ置き洗いで見違えるほどキレイに
キッチンのシンク・お風呂場の水垢取り
続いて手をつけたのは水垢汚れ。シンクやお風呂の蛇口の水垢汚れが目に付いたのでこれも掃除しました。
水垢汚れにはクエン酸らしいです。水400㏄にクエン酸を小さじ2杯ほど入れて溶かし、それを当該箇所に吹きかけました。その後ティッシュとラップで包んであげて、3時間放置。その結果がこれです。
ずぼらパパにもできる!水垢汚れはクエン酸湿布で見違えるほどキレイに
お茶ポットの漂白
茶渋がこびりついたお茶ポットもキレイにしておくと「おっ!」と思われます。
やり方は油汚れのときとだいたい同じで、お湯(40℃以上)に過炭酸ナトリウムを入れて1時間放置するだけ。
こんな感じで浸け置いて…放置。
ビフォーアフターがこちら。
風呂釜掃除
風呂釜(とその他もろもろのお風呂グッズ)の掃除は、これまた過炭酸ナトリウムを使ってのつけ置きです。参考にしたのは私の師匠Rin(id:simple-kurashi)さんのエントリ。
これと全く同じやり方をやりました。
酸素系漂白剤500gを使用しましたが、風呂釜洗浄だけでしたら水位が半分(穴が隠れる程度)ほどあれば良いので250g程度でOKです。
- 酸素系漂白剤を入れてかき混ぜる。
- お湯を40℃位になるまで沸かし直して、風呂釜の中にお湯を循環させる。
- しばらく放置してから、追い炊きして再度お湯を循環させる。
- ホースやシャワーなどで、風呂釜や浴槽を綺麗に洗い流す。
放置時間は長めの5時間位でしたが、3時間位でも充分なようです。
私は5時間も待てなかったので、3時間強でつけ置きしました。
我が家には息子用のアニマル達がたくさんいるので、これもまとめて漂白。
みんなまとめてキレイになりました。これでいつ息子が帰ってきても大丈夫。
一手間かけたと言いながら基本は浸け置き
普通に洗っただけではなかなか落ちない水垢や油汚れ、茶渋。これまでは洗剤に気合と根気を混ぜて洗っていましたが、汚れに応じた洗い方をするだけで簡単に汚れが落ちてしまいました。
基本は浸け置きで汚れが取れるので、どちらかというとこっちの方が手間をかけていません。かけたのは時間だけ。
でも、これらの頑固汚れがキレイになったおかげで「掃除をすごく頑張りました」感が出ました。コストパフォーマンス最高です。
今回活躍したお掃除グッズ
普段はずぼらでだらしない私が今回ここまでのお掃除をできたのは、ひとえにこれらの洗剤のおかげです。
とりあえずこれらを買い揃え、用途に合わせて適当に浸けておけばなんとかなります。
おわりに
長いようで短かった息子のいない2週間。
この2週間でパパは英気を養い、数多の仕事を片付け、そして家をピカピカにして息子を迎え入れるのです。
そしておそらく息子が帰ってきてほんの数時間でパパのすべての努力をぐしゃぐしゃにする、ここまでの一連の流れになっています。