こんにちは。かきたろー(@kakitaroo_)です。
現金払いって何のメリットもありませんよ。
現金文化が根強い日本
様々な現金以外の決済方法があるにもかかわらず、
コンビニやスーパーなどを見ても、現金を使っている人って未だに多いですね。
最近では、仮想通貨やApple Payが話題ですが、おサイフケータイなんて10年くらい前からありました。
ですが、相変わらず現金払いの人が多いように思います。
日本人は変化を嫌うという国民性があります。
治安がいいので、現金を持ち歩いても盗まれにくいということも理由の一つだそうです。
そういった理由もあり、海外ではクレジットカードの使用率はとても高いようです。
カードは「持ってるだけ」!?日本の特殊なクレジットカード事情 | クレジットカード大学
カード払い不可の店舗では現金で払うしかありませんが、そのようなところも徐々に減ってきているように思います。
クレジットカードの仕組み
店舗などでクレジットカードを利用可能にするためには、カード会社に手数料を払う必要があります。
カード会社の主な収益はこの手数料です。
購入額の3〜5%に設定されているようです。
この手数料はJCBは高く、VISAとMasterは安いので、VISAとMasterのみしか使えないところをよく見かけますね。
低価格の飲食店などでクレジットカード決済ができないのも手数料が関係していると思います。
1億円の売り上げがあったとしたら、300万〜500万円も手数料として取られるのは大きいですよね。
クレジットカード決済可能になることのメリット
売上の中から手数料を払ってでもクレジットカード決済を導入するメリットは、客単価が上がることにあります。
お金を払っている感覚が現金に比べて小さいので、たくさん使ってくれるわけですね。
支払いが毎月定額になるリボ払いという方法もあり、ついつい使ってしまう人も多いです。
また、今どきカードが使えない店には行かない、というような人も一定数いるため、積極的に導入する流れとなります。
客に手数料を負担させると”明言する”ことはできない
「手数料はお客様にご負担いただきます」などと明言してしまうと、違法ではないですが、カード会社との契約違反になるそうです。
しかし、手数料を自社負担するとなると、手数料を払わない時より利益が上がらないと意味がありません。
客単価が上がるとはいえ、なかなか難しいことです。
ではどうするかというと、
物価の上昇などの理由に紛れて、物の値段に手数料分を含めているのです。
(値上げ分すべてがそうではありませんが、中身はこちら側にはわかりません)
手数料を払うことを前提とした価格設定になっているはずです。
つまり多くの場合、クレジットカード利用者自身が手数料(一部ないし全部)を負担していることになります。
ですが、その代わりにクレジットカードのポイントが貯まりますね。
それぞれのメリット
- 店舗
手数料を払う必要がありますが、来客数や客単価が増え、売り上げが上がります。
- 利用客
カード払いでポイントが貯まります。
- クレジットカード会社
手数料収入があります。その中からポイント還元しています。
この3者のサイクルでは、みんなが得をしています。
WIn-Win-Winですね。
そしてこのサイクルに入れず、損をしているのは誰かというと
他人の手数料が上乗せされているにもかかわらず、現金を使用する人です。
現金を使うメリットは何もない
クレジットカードが使える店舗で、カードを使わず現金を使うことで何かメリットはあるでしょうか?
何もないと思います。
- 手数料が考慮された割高な料金を払うにもかかわらず、ポイントはたまらない
- 小銭をじゃらじゃらさせ、会計は遅い。財布は重くなる
- 財布を盗まれた場合、使われたら返ってこない
- 海外では使えない
などのデメリットはあります。
クレジットカードを使えば
- ポイントが貯まる
- コンビニやスーパーでは、サインレスで非常にスマートに会計できる
- 盗まれて不正利用されても、その分を支払う必要はない
- 海外でもそのまま使える
- 持っているだけで旅行保険などに入れる
などのメリットがあります。
使えるところで使わない意味がわかりません。
「現金の方が安全だ」と盲目的に信じている人がいますが、クレジットカードの方が安全です。
というわけで、
これからも現金で消耗するの?