知床五湖でスノーシューイングをしてきた翌日、2月18日の土曜日。北海道滞在3日目にしてようやくお天気が晴れてくれました。この日は午前中に流氷砕氷船に乗る予定です。
宿泊しているホテル(ドーミーイン網走)の部屋からオホーツク海の水平線をズームしたら、既に砕氷船が沖に出ているのが確認できました(そして沖の流氷も)。この時間帯はクルーズ船は出てないはずなので、流氷の状態のチェックでしょうか?
砕氷船乗り場併設の「道の駅 流氷街道網走」へ
道東最終日ということもありホテルをチェックアウトしたら、フロントで荷物を預かって貰い網走港内(というか網走川河口?)にある流氷砕氷船の乗り場まで歩きます。本来ホテルが乗り場までのタクシーを手配してくれる宿泊プランではありましたが、せっかくこれだけ晴れてくれたのだから歩かないと勿体ないでしょう…?
お天気は最高ですが前日までとは打って変わって気温は下がり風も強い。各交差点付近では建物から雪煙が舞っています。そして道路は前日の柔らかい雪が凍って完全なアイスバーン… こんな状態でも道民の人は普通に飛ばして運転しているのだから凄い。
ホテルの周囲にはなぜかセイコーマートでなくセブンイレブンが2軒。ホットスナックのから揚げも北海道に来ると「ジューシー若鳥ザンギ」と名前を変えています。
10分程歩くと網走川の河口にある砕氷船乗り場が見えてきました。見えている船が流氷砕氷船の「おーろら(2号)」になります。
流氷砕氷船乗り場は「道の駅 流氷街道網走」に併設されています。
ちなみにこの道の駅の運営会社である(株)タカハシを中心としたタカハシグループは、砕氷船から網走バス、後々別記事で登場する予定の網走ビールまで幅広い事業を手掛ける北海道の巨大グループ企業。私は写真を整理していて気付いたのですが(砕氷船の船体にタカハシグループの標記を見つけて)、旅行中に利用した観光、運輸、飲食等々ことごとくタカハシグループの息が掛かっていたという…。
砕氷船「おーろら」ですが事前にホームページやじゃらん経由での予約が可能。我々は公式ホームページの枠が埋まっていたので今回じゃらん経由で予約を行いましたが、現地の雰囲気を見ていると飛び込みでの乗船もできたような…?(確証はありませんので、ちゃんと予約しておくのが確実です) 流氷シーズンは1日5便の出航があり(+サンセットクルーズが出る場合もあり)、我々が乗ったのは朝9:30出港の第1便です。
出航直前になるとバスの団体客が次々に到着するので(やはり中国、韓国の観光客が多い!)余裕を持って30分以上前に並んでおくといいかもしれません。船は2隻あるので大勢の人が乗ることができますが、早めに乗船できた方が比較的好きなポジションで楽しむことができます。…といっても、当初2階客室の座席に座っていた我々ですが、出港したら結局ずっと外の後部デッキにいたのですけども(笑)
定時よりも少し早く出航です! この日は前日の南風で流氷帯が沖に出てしまったため、しばらく沖に向けて走ることになります。クルーズ時間は約1時間ですが、この日は沖まで走る分15分程長くなると説明がありました。
随分と網走港を離れましたが、まだまだ流氷帯には付きません。前日はすぐ目の前の海に沢山浮かんでいたのですけどね。
船にはカモメたちが併走して飛んでいるので、お暇な方はデッキに出てカモメなど撮って時間を潰してはいかがでしょうか?
ただし、船上は非常に寒いです。気温が氷点下な上に船の走行による風と波しぶきがあるため、肌を出していたら寒いというよりは痛いレベル(ほぼ冬山の稜線)。当初展望デッキでスタンバっていた観光客が、続々と船内に逃げ込んでいきます(笑)
船が速度を落とすと、進行方向に流氷帯が見えてきました…。いよいよ、ここからが流氷クルージングのスタートです。
流氷を砕いてオホーツクの海を進む砕氷船クルーズ
流氷砕氷船「おーろら号」(及びおーろら2)は船底に最大100トンの海水を取り込むことで船の重みを増し、その重さを利用してぶ厚い流氷を砕きながら進むことができるそうです。有名な「南極観測船しらせ」と同じメーカーで建造され、砕氷の仕組みなどしらせのミニチュア版といえるのだとか。
当初は氷水のようだった海ですが、徐々に流氷の密度が高くなり広い板状の流氷が中心になっていきます。アザラシでも乗ってないかな?と探してみるものの、そう甘くはない。
オホーツクの流氷は目の前の海水が凍ったものでなく、ロシアのアムール側河口の汽水域で凍った氷がはるばる流れてきているのだとか。そして、ようやく超広角レンズの出番。
振り返ると砕氷船が砕いた道が海の上にできてきます。
ゆっくりとしたスピードで、ドカドカと大きな音を立てて流氷を砕いていく砕氷船。
陸地から10分以上海の上を走ってきた沖の光景とは思えませんね。
前日は知床半島まで行っても見ることができなかった知床連峰も流氷越しによく見えます。この日に知床五湖だったらな… なんて、たらればは考えてはいけませんね(笑)
しばらく流氷帯を突き進んでいた船がUターンしたことで(航跡が大きくカーブしていますね)、流氷クルーズが後半戦に入ったことが分かります。
流氷帯を離れると船は一気にスピードを上げて網走港へ。私たちも2階の展望デッキに出て流氷バックに記念撮影を1枚(帽子が何故かサングラスに掛かってる…)。
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「おーろら2」から見たもう一艇の「おーろら」。何度見ても海の沖に氷の大地が広がっているように見えるのは不思議な光景です。
砕氷船の展望デッキからカモメを撮る(そしてオオワシも)
さすがに帰路ともなると、行きは混み合っていた船上デッキもガラガラになります(寒いので)。せっかくですので、カモメでも撮って過ごすことにしました。
E-M1MarkIIと12-100mmの組み合わせは船の周りを飛んでいるカモメを撮るのに丁度いい長さ。青空や海がバックなのでAFもバシバシと決まります。
クチバシが黄色いカモメに混ざって別の種類(?)のカモメもいるようです。
見ていて面白いのがカモメの足。飛んでいるときはだいたい、こんな感じで綺麗に格納されていますが…(まるで足が付いてないみたいですね)
たまにズボっと飛び出していたり…(よくこんな大きな足が隠れるなーと関心)
先っぽだけ少し出ていたり…
近すぎて羽根が切れた…
足を格納するともの凄く流線型。そしてマジな目がちょっとコワイ…
遠くの方にカモメとは明らかに違う鳥が飛んでいたので、最大ズーム+デジタルテレコン+トリミングで… おおお、やはりあれはオオワシじゃないですか! 初めて見ました。
でも、残念ながら遠すぎる…。ここで超望遠レンズがあれば… と思いましたが、なかなかこの瞬間のためだけに荷物を増やす気にはなれません(波しぶきのかかる船上でのレンズ交換もかなり難しかったでしょうし)。機会があったら、ウトロでバードウォッチングのクルーズ船に参加してみたいものです。
それでも200mm相当(デジタルテレコンで400mm相当)まで使える高倍率ズームを持ってきていて良かった。流氷帯では超広角の7-14mmレンズもそこそこ使いましたが、やはり旅行にお供としての12-100mmは万能ですね。
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道の駅に戻ると、波しぶきを浴びながら撮っていたカメラやレンズ、ザックは見事に塩が吹いていました。応急処置としてレンズティッシュで拭き取っておきます。帰宅してから改めてシャワーを浴びせて丁寧に塩を落としておきました。
まだ、午前中ということで帰りの飛行機まで時間もありますし、この後は濤沸湖の白鳥公園に行ってみることにしました(記事の更新は数日空きそうかも?)。