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しーずざでい  SFC修行とかマイルとか

マイル、飛行機、ホテル、旅行を楽しくレポートするブログ

世界最大!ボーイング・レバレット工場を見学しました

旅行 飛行機、空港関連

シアトルにあるボーイング工場見学に参加しました。
飛行機好きとしてはたまらない日となりました。

アメリカのボーイングは世界でフランスのエアバスとシェアを二分する巨大航空機製造会社。日本のANAJALは現状だとボーイング社から殆どの製品を購入しています。

アメリカ・ワシントン州シアトルの郊外に位置するレバレット工場。
どうやって行くか、と言うことになりますが、移動手段がなかったのでホテルまでピックアップして貰うツアーに参加しました。

ツアーと言っても工場までの往復とチケット代のみがプラスされたものです。
移動時には運転手さんがガイドの様な形でシアトルのこと、ボーイングの事を話してくれます。私は現地のツアーによく参加しているのですがガイドさんに特徴があって中々面白いですよ。

費用は75ドル。
入場料が20~25ドルとのことなので車代は50ドルになります。
込み具合にもよりますが片道40分~1時間ほどなのでこんなもんでしょう。
気軽に参加したい、と言う人にはお勧めです。私はシアトルから参加しましたが、バンクーバーからのツアーもあるようです。

ボーイング・レバレット工場見学

ボーイング・レバレット工場は747、777、787と言った主力機を製造しています。小型機の737は東に数キロ離れたレントン工場で製造されているので、レバレット工場はボーイング最大の工場となります。

当日のツアーのスケジュールは以下の通り。館内を見学したりお土産を買うちょうど良い時間が前後で用意されているので中々良かったです。無駄がありませんでした。

9:00 ピックアップ
9:40 工場着
10:50 入場
11:00 スタート
12:30 工場見学終了
13:00 工場出発
13:40 ホテル着

さて、ツアー開始。ここから中に入ります。
1回で大体100人くらいでしょうか、2班に分かれてツアーは進みます。

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先ず初めにボーイング社の歴史についてのビデオを5分程見ます。

そして注意点が2点。
『写真は絶対にだめ!』
『途中でトイレは出来ないのでしたい人はここでしてください!』

写真については結構厳しく言っていましたね。
写真、携帯、大きな荷物はエントランスに無料ロッカーがあるのでそこに預けましょう。

工場は2つ回りました。
週末は基本稼働していない、とのことなので工場内は静かでした。
ちょっとした整備のみをやっている、そんな印象でした。

2つ回った工場の内1つはボーイング747を製造している工場、いわゆるジャンボジェット機ですね。JALは2009年、ANAは2014年に役目を終えて全機が退役しましたが、数もどんどん減ってきてますが存在感はまだまだ大きいですね。今回は貨物用の窓がないボーイング747を見ることができました。

その後はドリームライナーと言われるボーイング787の工場へ。
こちらではJALアメリカン航空大韓航空の機体を見ることができました。
ドリームライナーはANAが初期から製造に携わったローンチカスタマーで主翼その他については日本企業も参加している準日本製と言って良い航空機になります。三菱重工川崎重工富士重工で機体の35%を製造しています。

B787はボーイングの最新の機材ですが、これまでの機材と異なる点は、新素材カーボンファイバー複合材を採用することで大幅に軽量化されたこと、新開発エンジン(ロールスロイス製)の効果を含め、従来のボーイング767機に比べて燃費効率が約20%向上していることがあります。

写真が無いので迫力が伝わらないのが何ともですが、飛行機会社のロゴが無い初期の組み立ての段階から、飛行機がほぼ完成された状態の飛行機は圧巻でした。

製造ですから全てをボーイング社で作っているのではなく、
椅子やガラスは他の業者から購入して納期通りに納品すべく工程を厳守している、そんなことを言っていました。なんせ、英語になるので全部は聞き取れません(笑)とは言え、言葉は分からなくても見るだけで楽しめます。あっという間の90分でした。

さて、こちらは車の駐車場から見える風景。

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こちらはエントランス。

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現地でチケットも購入できますが予約して言った方が無難でしょう。
お土産屋さん、カフェ、見学施設が併設されています。

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こちらは見学施設の全体図、中々広いです。

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こちらはエンジン。ロールスロイス製。

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こちらはGE製のエンジン。

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コックピットも見ることができました。

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こうして見ると先端のコックピットは狭いですね。

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お土産さん。様々なグッズが揃っています。

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ここ来て買わない訳にはいきませんね(笑)

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2016年に100周年を迎えたボーイング社。エアバスと良い意味で競争し、
今後も人々を魅了し続けてくれると思います。飛行機ファンの一人としてここに来れたのは嬉しかったですね。

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とても楽しめ興奮しっぱなしの工場見学でした。
敷地が広いこと広いこと。週末で工場は殆ど稼働していなかったので、
お勧めとしては平日になるでしょうか。行って正解、良い旅となりました。
予約はこちらか可能です、参考まで。

Future of Flight Aviation Center & Boeing Tour ½ Hr N of Seattle

以前、ANAの機体工場見学に参加しました。こちらも合わせて参考まで。

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