クアラルンプール=都留悦史
2017年2月18日19時01分
マレーシアで殺害された北朝鮮の故金正日(キムジョンイル)総書記の長男、金正男(キムジョンナム)氏は生前、家族と暮らす中国南部のマカオで友人ら周辺に「弟が殺そうとしている」と漏らしていた。外出時にボディーガードをつけるなど警戒もしていた模様だが、北朝鮮が工作活動の拠点にし、命を狙われやすいマレーシアを頻繁に訪れていた。
クアラルンプールの繁華街にある高級ショッピングモール。この地下1階に正男氏がよく訪れていた韓国料理店がある。店内は開放的な雰囲気だが、天井にはさりげなく監視カメラも。地元紙スターに対し、店の経営者は「暗殺を恐れ、正男氏は常にボディーガードを連れていた」と語った。監視カメラの存在も気になる様子だったようだ。
別の情報筋がスター紙に語ったところでは、正男氏が定期的にマレーシアを訪れていたが、2013年12月に正男氏を支援していたとされる張成沢(チャンソンテク)元国防副委員長が処刑されると一転、1年ほどはマレーシアに立ち寄らなくなっていたという。
スター紙に掲載された韓国料理…
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朝日新聞国際報道部