「スニペット」「リッチスニペット」「強調スニペット」3種類のスニペットの違いを理解していますか?
- 栗木彩乃
- 2017年2月17日
- ニュース
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Webマーケティング事業部 ferret部 ライター
前職は千葉県にあるリサイクル関連の企業で法人営業とホームページの管理を担当。中小企業での経験を活かして、現場視点の記事を書いていきます。
GoogleやYahoo!JAPANのような検索エンジンで表示される、ホームページの情報を最適化することを「SEO」と言い、アクセスを増やす方法の1つとして利用できます。
SEOでは単なる検索順位だけでなく、検索結果にどのように表示されているかというのも大切でしょう。
Googleではスニペットという、ホームページの情報の一部を検索結果に表示させる方法を採用しています。
今回はスニペットの種類と、どのような工夫をすればスニペットに対応できるのかを解説します。
検索結果の表示のされ方はクリック率へも影響をもたらします。
正しい対策を行って、自然検索からのアクセス数を増やせるホームページ作りをしていきましょう。
スニペットとは
スニペット(sunippet)とは、ハサミなどで切り取った切れ端、情報の断片を表す英単語です。
上記の画像の赤枠の中をみてみてください。
Googleのほか、Yahoo!やBingなどの検索エンジンでは、このように検索結果として表示されるホームページの短い説明文が入るようになっています。
この説明文を「スニペット」と言い、スニペットはホームページに含まれている情報から抜き出して表示されています。
では、なぜスニペットがSEOの面で重要視されるのしょうか。
それを裏付ける1つのデータがあります。

データ分析企業のDynamical.bizが調査したアイトラッキングデータによると、ホームページのタイトルよりもスニペットの方が、視線が固定される時間が長いという結果が出ました。
ユーザーがより多くの時間を使ってみているということは、クリックの判断基準としてスニペットが読まれている可能性があります。
ホームページへのPV数を増やすのに、まず入り口であるスニペットが適切なものとして表示されているかを意識する必要があるでしょう。
スニペットの種類
ホームページの一部を切り取るスニペットには、先ほどのような通常のもの以外にもいくつか種類があります。
それぞれ表示のされ方や内容が異なるので、ここで違いを押さえておきましょう。
リッチスニペット

スニペットの中には上記のように画像や店舗へのレビューが含まれているものがあります。このように写真やレビューなど、テキスト以外の情報が含まれたスニペットを「リッチスニペット」と言います。
他にもダウンロード用のリンクを含んだものや文中で特定の文字が強調されているものなども、リッチスニペットに含まれます。
強調スニペット
強調スニペットとはユーザーが疑問を投げかけるような検索を行った際に、回答として検索結果上部に表示されるスニペットを指します。
このように単語の意味を検索したり、商品の価格を調べた時に表示されます。
強調スニペットは、必ずしも自然な検索結果で最上位となっているホームページの情報が表示されるわけではありません。
しかし、ユーザーから見れば上部に表示されるため、自然な検索結果の上位よりもユーザーに見られやすい状態となります。
また、文字のフォントも大きく、誘導するURLも表示されるため、ホームページへの誘導を狙いたい企業にとっては見逃せない存在と言えるでしょう。
参考:
検索結果での強調スニペット
スニペットに表示させるには
では、このようなスニペットを表示させるにはどうしたらいいのでしょうか。
通常のスニペットやある程度、ホームページの管理者によってコントロールが可能です。
ですが、リッチスニペットや強調スニペットはGoogle独自のプログラムで判断されるため、意図的な表示はできません。
その事実を踏まえた上で、表示のポイントを解説していきましょう。
「通常のスニペット」を表示させるポイント
スニペットを表示させるにはmeta discripeion (メタディスクリプション)というコードを入力することで反映できます。
<head>
<meta name="description" content="ウェブページの内容を説明した文章をここに記載します。">
</head>
ホームページを構成しているHTMLの< head >タグ内に、上記のコードを挿入することで設定できます。
その際には、以下の3点に注意するようにしましょう。
1. 説明する文字数を120文字以内にする。
2. ターゲットキーワードをいたずらに含ませない。
3. 全てのページで同じmeta descriptionを使用しない。
検索エンジンごとにスニペットとして表示される文字数に制限があり、基本的には120文字程度に押さえるのが妥当です。
また、何度も同じキーワードを並べたり、すべてのページで同じ内容を表示させたりとホームページの掲載内容と異なる表記はやめましょう。
また、検索キーワードによってはmeta descriptionで設定した内容が表示されない場合もあります。
meta descriptionの詳しい書き方についてはこちらの記事で紹介しています。合わせてご参照ください。
記事:
SEOの真実!検索結果のクリック率向上にはmeta descriptionがとても重要
参考:
Improve snippets with a meta description makeover| Webmaster Central Blog
Googleスニペットを大解剖!
「リッチスニペット」を表示させるポイント
Googleはリッチスニペットとして特定の要素を表示させる方法に、以下の3つを挙げています。
1.メタ タグを使用して、文書内の重要な情報を識別する。
2.HTML 内でリッチ スニペット マークアップをインラインで使用する。
3.HTML ページに PageMap データを追加する。
(Googleカスタム検索ヘルプより引用)
上記の方法をとることで、リッチスニペットとして表示されることが可能になります。
ただし、表示内容はGoogleのプログラムによって判定されるので、必ずしも意図した表示になるわけではありません。。
1.メタタグを使用して、文書内の重要な情報を識別する。
メタタグ(meta)とは、ホームページを構成するHTMLの< head >タグ内に含むコードを指します。
先ほどの挙げたdescriptionの他にも、ページ内の重要なワードを示すkeywordsやホームペーゾの作者名を表すauthorなどが挙げられます、
これらのタグを使用することで、Google側がプログラムで判定を行い、必要に応じて文字のフォントを強調するなどリッチスニペットとして表示します。
2.HTML内でリッチスニペットマークアップをインラインで使用する
リッチスニペットに関わるマークアップを埋め込み、Googleに認識してもらうようにする方法です。マークアップとは写真や商品情報、価格などの各要素に対して「これは写真ですよ」というようなタグをつけることを指します。
Googleではマークアップの方法についてガイドラインを公開しています。
こちらも合わせて参照してみましょう。
参考:
Mark Up Your Content Items
3.HTMLページにPageMapデータを追加する。
PageMapとはGoogleが独自に開発した構造化データ形式です。
構造化データを利用することで、リッチスニペット内に「Download(資料のダウンロード)」「Full Page View(ページビュー)」など、独自の要素を入れ込むことができます。
参考:
PageMap
「強調スニペット」を表示させるポイント
強調スニペットに関して、Googleは下記のように回答しています。
Q.自分のページを強調スニペットとして設定できますか?
A.ご自分のページを強調スニペットとして設定することはできません。Google では、ユーザーの質問に対する回答がページに含まれていることをプログラムで判断し、その結果を強調スニペットとして表示します。
つまり、強調スニペットを意図的に作成することはできません。また、一度強調スニペットとして取り上げられても、Googleのプログラムの変化により変更されることもあるでしょう。
しかし、多くの強調スニペットを見ることで、どのような情報が挙げられているかの傾向はわかるでしょう。
例えば、下記のような場合です。
この強調スニペットでは、ホームページ内に含まれる料金の情報が抽出されています。
実際に、リンク先のホームページを見てみましょう。

ホームページを見ると、ページ内のテーブルが強調スニペットとして取り上げられていることがわかります。
ページソースからもわかる通り、テーブルはタグとして機能しています。
このような図を画像として埋め込んでしまうと、テーブル=表としては認識されません。
Googleにとって、その要素が何を示しているのかをはっきりとさせることで、強調スニペットとして取り上げてよいものなのかを判断してもらうようにしましょう。
まとめ
スニペットは、ホームページの情報の一部を検索結果に表示させたものです。
その情報には、文章だけでなく画像やテーブルが利用されることもあり、なかには自然な順位よりもさらに上部に表示される「強調スニペット」という種類のものもあります。
スニペットはメタ表記反映されるものなので、まずは自社のホームページでスニペットとして表示したいもののソースコードを確認しましょう。
Googleがどのような基準でスニペットを表示させているのか、はっきりとはわかりません。まずは地道に取り組むようにしていきましょう。




