LINE Engineering
Blog
LINE BOT & Beacon 開発者向けFAQ(随時更新)
こんにちは、LINE の長谷部です。
LINE BOT AWARDS への締め切りがいよいよ迫ってまいりました。 本イベントに伴って、弊社では諸々ハッカソン/ハンズオン等のイベントをいくつか開催してきましたが、このイベント等でよく聞かれた質問とその回答を本エントリにてご紹介致します。LINE BOT AWARDS にむけて、みなさまの参考になれば幸いです。
※2017/02/13時点での内容となっています
BOTを作成するには、事業者を登録/選択する必要があります。 すでに作成して選択済であれば、step 2に進んでください。
まず、LINE BUSINESS CENTERの事業者一覧ページにアクセスします。
すでに事業者が登録されている人は、利用したい事業者を選択してください。 選択すると、ヘッダー部分にこのように事業者の名前が表示されます。
まだの人は会社/事業者を追加する
をクリックして登録する必要があります。
ここでよく聞かれるのですが、もちろん個人利用も可能です。
個人利用のかたは、登録ページにて個人
を選択してください。
作成が完了すると、その事業者がこのように選択された状態になります。
事業者を選択したら、Messaging APIのページにアクセスします。
Messaging APIを始める
かDeveloper Trialを始まる
のどちらかを選択してください。
Messaging APIを始める
を選択すると、プロプランにしないとPush APIを使用することができません。
個人用途であれば、Developer Trialを始める
を選択することをお勧めします。
※LINE BOT AWARDSの期間中(〜2017/3/18)は、個人エントリーの方には、push APIの制限解除を行っています。ご希望の方はフリープラン以上を利用&エントリー画面にて申請してください。(申請から解除まで、3〜5営業日目安)
次のページでBOTの名前や、アイコン画像を設定します。
個人用途であれば、業種には個人
を選択すれば良いです。
確認する
をクリックし、確認ページから申し込む
をクリックすれば完了です。
LINE@ MANAGERへ
をクリックし、LINE@ MANAGERへ行きます。
APIを利用する
をクリックしてください。
確認ポップアップが表示されますが、そのまま進みましょう。
次に以下のようなページにきます。
Webhook送信
を利用する
にしましょう。
(ユーザーからメッセージ受信しないBOTの場合は利用しない
でもいいですが、あまりそういうケースはなさそうです)
Botのグループトーク参加
、自動応答メッセージ
、友だち追加時あいさつ
はお好みに応じて設定してください。
自動応答メッセージ
、友だち追加時あいさつ
に関しては利用しない
に設定して良いと思います。webhookを受け取って、BOTからreplyAPIを呼び出せば同様のことができるからです。
step 2の先程のページから、LINE Developersで設定する
をクリックして、Developer centerへいきます。
以下のようなページにきます。
SHOW
をクリックすると、webhookの署名検証に使用するChannel Secretを取得できます。
Issue
をクリックすると、Messaging APIの呼び出し時に必要なChannel Access Tokenを取得できます。
Edit
をクリックして、編集ページにてWebhookを受信するサーバーのURLを入力してSaveしましょう。
QRコードをLINEアプリから読み取って、友達登録しておきましょう。
これで、BOTとMessaging APIを利用する準備の完了です。
グループとルームにおいては、不可能となっています。
ユーザーとの1対1の会話でのみ可能となります。
LINE@ MANAGER に BOT がグループとルームに参加できるようにするための設定があります。
許可するようにしてください。
[アカウント設定 > BOT設定]
また、すでに他のBOTが参加中の場合は招待/追加することはできません。
LINE@ Managerのこのページから設定することができます。
登録する必要はありません。
制限をかけたい場合は、登録すれば良いです。
Verify ボタンを押したときにくる webhook に含まれる replyToken は 無効な値となっています。
そのため、reply API の呼び出しに失敗してerrorになってしまいます。
少々"Verify"という表現がわかりにくいかもしれませんが、こちらの Verify は疎通確認/有効なSSLの設定かどうかを確認するためにご使用ください。
[Channels > Basic information]
[Channels > Basic information]
こちらから、Channel Access Tokenをリセット/再発行することができます。
このようなポップアップダイアログがでます。このダイアログで指定した時間数経過した後、以前のアクセストークンが失効します(新しく発行したアクセストークンではありません)
LINE@ Manager にて Webhook の設定が無効になっている可能性があります。
こちらを有効にしてみてください。
[アカウント設定 > BOT設定]
LINE@ Manager にて自動応答が無効になっているかと思います。 LINE@ Manager から有効にしてみてください。
[アカウント設定 > BOT設定]
talk room 下部のこの部分のことをリッチメニューといいます
LINE@ Manager から 設定/作成することができます。
[リッチコンテンツ作成 > リッチメニュー]
Messagin APIに関しては、特に違いはありません。
https://business.line.me/ja/services/bot
LINE@機能に関しては、このような違いがあります。
http://at.line.me/jp/plan
しばしば、このようなご質問をイベント後の懇親会にて受けます。
確かに、ものすごく友達数が多い公式アカウントの場合などでは必要になるケースもありますが、通常のBOTでは特に必要ありません。
非同期処理のためのQueue server等は必要ありませんので、まずはご気軽にWeb serverのみでご使用してみてください。
Push APIを使用できるのは有料プラン、もしくはDeveloper Trial プランのみとなっています。
プランの詳細についてはこちらをご覧ください。
https://business.line.me/services/bot
ただ、LINE BOT AWARDSにお申込みいただいたアカウントに関しては開催中に限り、Push APIを使用できる権限が付与されます。作成中のBOTでも可能です。
Multicast API を先日追加致しました。こちらを使用することで可能となります。
ただし、以下の点にご注意ください。
新しく追加された Template message ですが、現状はiOS/Android端末でしか表示することができません。それ以外の端末では、"altText"で指定したテキストが表示されます。
Imagemapに使用する画像は、base URLの末尾に、クライアントが要求する解像度を横幅サイズ(px)で付与したURLでダウンロードできるようにしておく必要があります。
例として、base URLに以下を指定した場合、
https://example.com/images/cats
クライアント端末が幅700pxの解像度をダウンロードするURLは以下になります。
https://example.com/images/cats/700
上記はDocumentからの引用です。
しばしば、https://example.com/images/cats/700.png
のように拡張子を含めてしまっている方が多いように思います。拡張子を含めることはできません。
m4aにしか対応しておりません。
外部サービス等がmp3しか対応していない場合は、ffmpeg等でエンコードして頂く形になります。
リトライはしません。
基本的には、webhook 経由で取得することになります。 Follow Event の userId や、Join Event の groupId/roomId は保存しておくと便利かもしれません。
また、userId に関してはLINE Login機能から取得することもできます。
はい、違います。
ですので、Push API等にLINE IDを指定することはできません。
現状は、不可能です。
申し訳ありませんが、できません。
packageId と stickerId のみの取得になります。
以上、よくある質問に対する回答についてまとめてみました。
引き続き LINE BOT AWARDS の応募を受け付けておりますのでドシドシご応募ください!