愛知県幸田町は2017年度当初予算案を発表し、ふるさと納税による寄付金収入を、16年度当初比65倍の約13億円と見込んだ。
同町は昨年5月にふるさと納税を開始した。地元農産物のほか、同町が発祥の寝具メーカー「エアウィーヴ」(本社・東京)の製品などを返礼品にし、16年度当初予算に寄付金収入として約2000万円を計上した。しかし申し込みが予想を上回り、12月末までに寄せられた寄付は8億6000万円に上り、今年3月までに9億円に達する見通しとなった。町によると、返礼品45品目のうち13品目が枕やマットレスといったエアウィーヴ製品で、寄付金額の約9割を占めるという。
大須賀一誠町長は「ふるさと納税に対し、最初は税の趣旨と違うのではないかと思っていたが、大変助かっている」と話した。【太田敦子】