「中国上場企業、開示違反相次ぐ 架空の売上高計上など (日経より)」
不正経理
中国上場企業、開示違反相次ぐ 架空の売上高計上など
中国の上場企業の粉飾決算とインサイダー取引の事例を取り上げた記事。
粉飾の方は、相当ひどい事例です。もっとも、日本でも売上のほとんどが架空という事件があったので、中国よりレベルが上ともいえません。
「上海証券取引所は、緑地造成などを手がける中毅達(上海市)が計上した
2015年7〜9月期の売上高のほぼ全額が虚偽だったと発表。」
「上海証取が6日開示した資料によると、中毅達が15年7〜9月期の売上高として計上した約7300万元(約12億円)のほぼ全額が架空のものだった。同年末に発表した企業買収についても、対象企業の資産が裁判所に差し押さえられ、買収できないことを知りながら開示しなかった。
上海証取は同社の経営トップ3人について、
3年間、上場企業の取締役に就くことなどを禁じる処分を決めた。」
日本では、粉飾を行った会社に対する行政処分や取引所による処分はありますが、粉飾に関与した個人については、刑事事件にならない限り、処分されることはありません(監査人を除く)。中国のこういう経営者個人に対する処分は、欧米をまねたものと思われますが、日本より進んでいるといえるかもしれません。
インサイダー取引の方は...
「深圳証取は6日、油田掘削機械などを製造する墨竜石油機械(山東省)の
董事長らが赤字決算を公表する前に大量の保有株を売り抜けていたと発表した。5%を超える株式売買をする際に義務付けられている適時開示を怠った。」