昨年12月、国際宇宙ステーションに到着し、ロボットアームにキャッチされた「こうのとり」6号機=NASAテレビから、共同
国際宇宙ステーションに物資を運んだ無人補給機「こうのとり」6号機が日本時間6日未明、太平洋上で大気圏に突入して任務を終えた。機体はほぼ燃え尽きたとみられる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同日、発表した。
こうのとりは宇宙飛行士の生活物資や日本製電池でできたステーションの新型バッテリー、大学や企業の超小型衛星7個を届けた。離脱時には古いバッテリーなどの不要品を積み込んだ。
機体外壁にはJAXAとシャープが共同開発した衛星向けの太陽電池を設置。性能を調べる予定だったが、昨年12月の打ち上げ後間もなく通信が停止し、十分なデータを得られなかった。(共同)