- 医学生物学心を読む機械で、全身不随状態の患者が「生きたい」と意思表明Reached Via a Mind-Reading Device, Deeply Paralyzed Patients Say They Want to Live
意識がないように見える全身麻痺患者との意思疎通に、脳コンピューター・インターフェイスの研究者が成功した。現段階では「はい・いいえ」形式だが、研究者は文字の選択により、文として応答できるようにしたいと考えている。 by Emily Mullin2017.02.01
https://www.youtube.com/watch?v=kA6Mbajz9ks
1995年、ジャン・ドミニク・バウビーは、重い脳卒中で、左瞼の瞬きしかできない身体不随になり、会話できなくなった。左目だけを使って、バウビーは回想録『The Diving Bell and the Butterfly(潜水服は蝶の夢を見る)』を静かに書き取らせ、後に映画化された。
バウビーは、ある程度の目の動きを除いて、完全に身体が麻痺する状態「閉じ込め症候群」に苦しんだ。閉じ込め症候群の患者には、最終的に瞬きする能力さえ失い、世の中とのあらゆる接触を絶たれてしまう場合がある。そうなれば、その状態でも患者は生きていないのか、そもそも意識があるのかわからなくなってしまう。ところがヨーロッパの研究者グループが、筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリック病)ですべての随意運動を失い、完全な「閉じ込め症候群」状態にある4人の患者と脳インターフェイスでコミュニケーションし、答えがわかったという。
「私は生きていたい」に対して、閉じ込め症候群4人のうち3人は「はい」と答え、「幸せだ」と伝えた。4人目の23歳の女性につ …