この国は同調圧力で満たされている
どうもShoです。
先日、岡本太郎著"自分の中に毒を持て”を読んで非常に感銘を受けたのですが、彼は本の中でこのように語っていました。
”日本は大きな<ムラ>である。”
なるほど!とつい思ってしまいました。確かにしっくりくる言葉です。
国全体でムラ社会の掟が成り立つ日本。出る杭は打たれます。
だから皆周りをみて、当たり障りのない行動をしたがります。
実際この国には”レール”が存在します。社会的な安泰へと繋がっている快速列車みたいなイメージで。
その”レール”、成功ルートから外れると終わりなんていうデマが若者の間で噂されたりしていました。ぼくが大学に通っていたころ、実際そんな話もありましたw
全くそんな事ないんですけどね。ただ知っている世界が狭すぎるだけなんです。
”レール”から外れたら人生終了だったら、世の中の成功している起業家やスポーツ選手をどう説明するんだよって話笑
そんなものあくまで架空に過ぎないのですが、たしかにここ日本において他人と違う事をすると、白い目で見られたり、大げさな反応される事があります。
ぼくのした”休学”なんて”大学生”という大人から甘やかされる社会的身分をキープしたまま時間を作るだけですから、そんな凄い事でもないです。
けれど、久しぶりに旧友と再会した時に、凄いね!とか、変わってるね!とか、就職大丈夫なの?とか矢継ぎ早に言われました。
同じ一年間なのに”浪人”や”留年”はなんて事ないみたいな風潮に関わらず。
どうして多くの日本人にとっては、良い大学に行って、良い会社に40年間勤めて、安定した老後を送るというプランが一番幸せだと思われているのでしょうね。
(江戸時代から続く風習や高度経済成長のための政府による植えつけなんですけどw)
諸行無常、物事は常に変わり続ける
正直、そんな幻想の幸せなんてオールドタイプに過ぎないです。
というかそんなものを信じている人は、周りの意見に流され自分の頭で考えていないので、安定を目指しているようで一番”不安定”。
時代は変わります。
AIやロボットの台頭で、ぼくたち人間の労働体系は大きく変わろうとしています。
日本においても、少子高齢化によって年金問題の絶対性が揺らぎつつあります。
そういった現実から目を反らし、まやかしの幸せ象安定した生活を追い続けても、結局不安定に陥ってしまうんですよ。
だからこそ、常に新しい情報をキャッチし、自分の頭で物事を考える必要があるのです。
自分で考えろ!
理想の幸せは個人によって違います。車、結婚、マイホーム、仕事、旅、趣味、家族。
人それぞれ大事なモノの一つや二つはありますよね?
それらのためにも、この激動の世の中を、自分の頭で考えて切り拓いていかなければなりません。
周りの意見に流され思考を止めてはいけないという事でもあります。
そして、絶対に同調圧力に負けず、出る杭として打たれる事を恐れてはならないのです。自分の意見や決断を持つ以上、そういったモノと対峙せざるをえないですから。
全ては本当の幸せのためです。
この大きなムラ社会の中で、人と違う事をするのは勇気が必要ですけど、自分の人生を誇れるよう日々を行きましょうね。