トップ > 石川 > 2月1日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

「ICOCA」4月15日から利用可 富山、石川 JR、IR19駅

 JR西日本金沢支社は三十一日、富山、石川両県内のJRとIRいしかわ鉄道の計十九駅で四月十五日からICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」を使えるようにすると発表した。地元客だけでなく、北陸新幹線開業で増えた首都圏からの観光客の利便性を高める狙い。

 利用できるのはJR西の北陸線の金沢−大聖寺(石川県加賀市)の十四駅と、城端線の新高岡駅(富山県高岡市)、IRいしかわ鉄道の金沢−倶利伽羅(石川県津幡町)。イコカのほかJR東日本の「Suica(スイカ)」、JR東海の「TOICA(トイカ)」など全国のICカード乗車券九種類が利用できる。

 あいの風とやま鉄道はすでにイコカを導入しているため、四月十五日以降はあいの風の越中宮崎(富山県朝日町)と北陸線の大聖寺の間を一枚のカードで往来できる。

 カードに対応した自動改札機を各駅に設置する。金沢、松任、小松の三駅はタッチ式のカードと紙の切符の両方が使える機械で対応。それ以外の駅はカード専用機を置く。紙の切符もこれまで通り使える。

 石川県能登地域や富山県氷見方面への導入計画は今のところない。福井県内の北陸本線は来年夏に導入する予定。 (織田龍穂)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索