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人類最古の祖先を中国の海底で発見=科学者チーム

 1月30日、科学者チームが、5億4000年前のカンブリア紀に中国中部陝西省の海底に生息していた小型の海洋生物を発見し、それが現在知られているなかで人類の最古の祖先だった可能性があるとの研究結果を科学誌ネイチャーに発表した。写真は Jian Han氏提供のイラスト(2017年 ロイター/Courtesy Illustration by Jian Han)

 [ワシントン 30日 ロイター] - 科学者チームが、5億4000年前のカンブリア紀に中国中部陝西省の海底に生息していた小型の海洋生物を発見し、それが現在知られているなかで人類の最古の祖先だった可能性があるとの研究結果を科学誌ネイチャーに発表した。

     この大きな口が特徴の生物は、後口動物の仲間のうちでも最古の部類とみられ、体長約1ミリで麦粒のような形。袋状の奇妙な体形をしており、体の大きさに対してきわめて大きな口をもっていたとみられている。こうした姿からSaccorhytus(しわのある袋)と名付けられた。今回は、保存状態の良い数体を含め40の化石が見つかった。

     ケンブリッジ大学の古生物学者、サイモン・コンウェー・モリス氏は、比較的新しいといえる20万年前に出現した人類には、サルや類人猿より前の祖先がいると指摘。今回の発見はその説の裏付けとなった。

     Saccorhytusは、浅瀬の堆積物の間に生息し、餌となる物質や生物を大きな口で丸呑みしていたとみられている。排泄口の形跡がないことから、口から排泄していたと思われるという。

     魚類は、Saccorhytusより後の1000万─1500万年前に出現したとみられている。

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