前回の記事で催眠術について書いたけれど、そこで気になったのが怪しい宗教とか団体のこと。ちょうどいい切り口で紹介している本はないだろうかと調べてみたところ、「完全教祖マニュアル」なるものが見つかった。
なんだか面白そう!ということで、今回は「完全教祖マニュアル」について取り上げてみます。
完全教祖マニュアル
多くの人をハッピーにしながら、大きな尊敬を受ける──教祖ほどステキなビジネスはほかにありません。キリスト教、イスラム、仏教などの大手伝統宗教から、現代日本の新興宗教まで、古今東西の宗教を徹底的に分析。教義の作成、信者の獲得の仕方、金集め、組織づくり、さらには奇跡の起こし方──あらゆるシチュエーションを実践的に解説した本邦初の完全宗教マニュアル。
教祖というと、人をだまくらかしてお金を汲み取っているという非常に悪いイメージがあるけれど、宗教色が弱い日本ならではのこと(あるいは僕の宗教に対する理解が浅すぎるためか)。もちろん、本当に人を幸せにする目的で活動している宗教が多数だけれど、「宗教=怪しい・精神的な拠り所がない」というイメージがあまりにも強すぎる。
そんな日本で、教祖となるためのマニュアルが出版されているとなれば面白いことになるだろう。というか面白い!
目次
次に目次を見てみよう。
序章 キミも教祖になろう
第一章 教義を作ろう
第二章 大衆に迎合しよう
第三章 信者を保持しよう
第四章 教義を進化させよう
第五章 布教しよう
第六章 困難に打ち克とう
第七章 甘い汁を吸おう
第八章 後世に名を残そう
まさに完全教祖マニュアルである。全くの一般人が教祖になるために必要なことが書かれている。宗教としての教義を作って、信者の獲得と保持をする。宗教として安定してくれば今度は、教祖様のありがたい言葉の書かれた本や、教祖様の念が込められたありがたいアイテムの販売を開始するなどなど教祖になるだけでなく、教祖として成功するための手引きになっている。
あとは宗教法人としての登録方法などがあれば完璧だった。(本当かな)
教祖のハードルは低い
最初にシンプルな教祖の姿を提示します。教祖の成立要件は以下の二要素です。つまり、「なにか言う人」「それを信じる人」。そう、たったふたつだけなのです。この時、「なにか言う人」が教祖となり、「それを信じる人」が信者となるわけです。
教祖というと非常にハードルが高いと思えるかも知れないが、そんなことはないようだ。物は言いようとも思えるし、一方で核心を突いているようにも感じられる。
仮にそう考えると、何かを信じることって怖い・・・
教祖としての成功は凄まじい
あなたの教団が見事に大教団として成功した暁には、これはビジネス上の成功など比べようもない絶大な影響力を持つことになります。あなたの教えが広く伝わった時、あなたの思想は文化となり、伝統となるのです。
ものすごい煽りだ!よし、僕も教祖になろう!人を信じさせることができれば僕も教祖だ!、などと完全教祖マニュアルを信じてみる。ブッダやイエスのように僕の思想も文化・伝統とするのだ。
と思ったが、圧倒的な凡人である僕には、多くの人を魅力し納得させ信じさせる思想を考えることができないので諦めることにした。
ビジネスの成功だけじゃ物足りないと感じているあなた。自分の価値観や世界観を世に広めたいあなた。もしかしてあなたの天職は教祖なのかもしれません。
教祖になりたい方におススメの一冊です。
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カルト教団といえば、教団X。一緒に読み進めるのも面白いかも知れない。
おわりに
マニュアルというからには実践しなくては意味はない。マニュアルは、何かを始める際にどのようにすればよいかを指南するものであり、入門のハードルが高いと感じている人や、始めているものの上手く実践することができない人に向けて作られるものだ。
今回僕はそのどちらにも該当しないけれど、「完全教祖マニュアル」を読んで作られたこの記事を読んだ方の中から教祖が生まれれば感無量である。
本記事が皆さんの教祖ライフに役立てば幸いです。
ではさいなら!