WaveGeneとスペアナででヤエスのFTDX-1200を測定してみました
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総務省のホームページでは
総務省のホームページにスプリアス測定に関して参考資料として
スプリアス領域における不要発射等の測定方法例
(情報通信審議会答申 H16.11.29(諮問第 2007 号関係)
分解能帯域幅 各スプリアス周波数毎に選択する
9kHz~150kHz 1kHz
150kHz~30MHz 10kHz
30MHz~1GHz 100kHz
1GHz 以上 1MHz
ビデオ帯域幅 分解能帯域幅の等倍から5倍程度
検波モード
ポジティブピーク
掃引時間
測定精度が保証される最小の時
スプリアスの測定範囲は基本周波数により選択する。
基本周波数 測定範囲
9kHz~100MHz 9kHz~1GHz
100MHz~300MHz 9kHz~10 倍の高調波
300MHz~600MHz 30MHz~3GHz
600MHz~5.2GHz 30MHz~5 倍の高調波
5.2GHz~13GHz 30MHz~26GHz
13GHz-150GHz 30MHz~5 倍の高調波
150GHz-300GHz 30MHz~300GHz
とありますが単測波帯(SSB)にあっては、
変調周波数1,500Hzの正弦波を変調入力端子に入力し、
送信装置の出力電力を定格出力の80%にしたときのスプリアス発射の強度を
測定することになっています。
無線機をイジリたい病が出てきそうなのでWaveGeneをインストールしました
先日上の記事を書きましたが、
少し時間がとれましたので当局で唯一イジッテないFTDX-1200を測定してみました。
FTDX-1200を測定
定格ではHF帯は-60dB以下となっております。
3.5MHz帯では
28MHz帯では
で28MHz帯は定格をクリアーしておりますが、3.5MHz帯では少々悪くなつております。
FTDX-1200は新スプリアス規定を満たしておりますので、問題はありませんがいろいろ手を加えてある無線機も測定してみたいと思っております。
ついでにIMD特性も測ってみました。
周波数は14MHz帯でトーンジェネレーターの周波数をトーン 700Hz、2300Hz パワーは全て80W PEP
これはトーン周波数を1100Hz、1700Hzにした場合です。
WaveGeneは簡単にトーンの周波数、レベルが可変できますので、簡単に実験等が行えるのでインストールしておくと便利です。
他にもいろいろな機能もありますし、波形もキレイです。
このFTDX-1200は購入して1年とチョットですが、経年変化なのかキャリアバランス等少し波形がおかしいですね!
保証期間も過ぎた事だし時間ができれば開腹手術にふみきります。
「貧乏ハム」は「アマチュア無線局」の34年問題にどう対処すればよいか? - 本と無線機の買い取り 川花書房(JA2FJG)
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