富山県小矢部市の自営業、久保秀智さん(54)は2011年4月、次男大貴さんの14歳の誕生日を祝うため、家族4人で焼き肉店を訪れました。そこで食べたユッケが原因で、久保さん、高校生だった長男(22)、大貴さんの3人が腸管出血性大腸菌(EHEC)に感染し、激しい腹痛や血便といった症状が出ました。特に大貴さんの症状は重く、腎機能が落ちる溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を引き起こしました。
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