時計屋さんのショーケースにたくさんの腕時計が並んでいるのですが、全部パンの模型に着けられていました。
これはなかなかユニークですね! 遊び心が溢れています。
基本的にモノクロで撮っていましたが、これはカラーで撮らないとと思いましたね。あとは構図がイマひとつってところでしょうか〜。
少し前に、最新スマホのカメラ機能に関するスペックをまとめた記事をアップしました。
僕の本領はコンデジなので、これのコンデジバージョンもやりたいなぁと思っていました。
そこで今回は、コンデジはコンデジでも、高画質&高価格でお馴染みになった最新の高級コンデジについて、スペックをまとめて僕の評価を書いてみました。
高級コンデジ欲しいな〜って人の参考になれば幸いです。
選定機種の紹介
今回まとめたのは以下の8機種です。
- SONY RX100M5
- Canon PowerShot G7X M2
- Canon PowerShot G9X
- Panasonic LUMIX LX9
- Panasonic LUMIX TX1
- RICOH GRII
- FUJIFILM X70
- FUJIFILM X100F
センサーサイズが1型よりも大きいカメラを「高級コンデジ」ということにして選びました。
ただ、レンズがやたら突出している「ネオ一眼」みたいな機種に関しては、僕はコンデジと認めていないので見ておりません。
カメラ全体が比較的フラットで、レンズは大きくてもパンケーキ程度の分厚さで、はじめてコンデジと思っておりますのでよろしくどうぞ。
Panasonic LUMIX LX100はギリギリOKかな〜と思ったのですが、もうディスコン寸前のようなので除外。ニコンのDLシリーズもまだ発売されていませんので除外です。
スペック一覧
これらのスペックを元に評価しています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | 撮像素子の大きさ |
| 画素数 | 有効画素数 |
| レンズ | 焦点距離(35mm判換算)と開放F値 |
| 最短撮影距離 | マクロ撮影時の最短撮影距離 |
| シャッター速度(メカ) | バルブの有無は省略 |
| シャッター速度(電子) | 設定条件の有無は省略 |
| ISO値 | 設定条件の有無は省略 |
| 手ブレ補正 | 光学式を基準とする |
| サイズ | 幅×高×奥 |
| 重量 | バッテリーや記録媒体を含む |
| 液晶モニター | チルト可動、タッチパネルについて |
| ファインダー | 有無と視野率 |
| 内蔵フラッシュ | バウンスできるか否か |
| 価格 | Amazonで2017年1月末時点のデータ |
特筆すべきスペックについては太字、マイナス点は赤字で表示しています。
あとは見た目とか細かな情報も取り入れつつ、僕の意見を書いています。
所有していたり、触ったことのあるコンデジはありますが、あくまでスペックを見た上での評価ですのであしからず。
SONY RX100M5
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | 1型 |
| 画素数 | 2,100万画素 |
| レンズ | 24-70mm F/1.8-2.8 |
| 最短撮影距離 | 5 - 30cm |
| シャッター速度(メカ) | 30 - 1/2000秒 |
| シャッター速度(電子) | 30 - 1/32000秒 |
| ISO値 | 125 - 12800 |
| 手ブレ補正 | 光学式 |
| サイズ | 101.6 × 58.1 × 41.0mm |
| 重量 | 299g |
| 液晶モニター | チルト(上180度・下45度) |
| ファインダー | 0.39型EVF(視野率100%) |
| 内蔵フラッシュ | 天井バウンス可能 |
| 価格 | 113,420円 |
今や高級コンデジの代名詞とも言えるRX100シリーズの最新機、SONY RX100M5です。
光学的な性能や、斬新なポップアップ式EVFが搭載されたM3でほぼ完成形かと思いきや、M5でさらにAF性能が向上したようです。
EVFでの撮影とチルト式モニターでのセルフィー撮影の両方ができるのは今のところこのカメラだけです。
このコンパクトさによくもまぁここまで詰め込めたなぁと感心しまくりの1台です。それでいて見た目もカッコイイですからね!
ただ、実売価格10万円超えとコスパが悪いところが玉にキズ。RX100M3がそこそこ値段が落ち着いていて光学性能も申し分ありませんから、そちらもおすすめです。コスパをさらに追求するならRX100(無印)もあり?
【参考リンク】
Canon PowerShot G7X M2
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | 1型 |
| 画素数 | 2,010万画素 |
| レンズ | 24-100mm F/1.8-2.8 |
| 最短撮影距離 | 5cm |
| シャッター速度(メカ) | 30 - 1/2000秒 |
| シャッター速度(電子) | なし |
| ISO値 | 125 - 12800 |
| 手ブレ補正 | 光学式 |
| サイズ | 105.5 × 60.9 × 42.2mm |
| 重量 | 319g |
| 液晶モニター | チルト(上180度・下45度)、タッチパネル |
| ファインダー | なし |
| 内蔵フラッシュ | 天井バウンス可能 |
| 価格 | 79,800円 |
SONY RX100M5のライバル機種と言えば、Canon PowerShot G7X M2が1番に挙げられるのではないでしょうか。
EVFは無いものの、焦点距離が24-100mmをカバーしつつ、液晶もタッチパネルです。そしてコスパがなかなか良好!
ソニーやパナソニックを「家電メーカー」と揶揄するのはあまり好きじゃありませんが、やはりカメラ作りに精通したメーカーというのは信頼が置けますね。
1つ不満を挙げるならばシャッター速度の上限が1/2000秒っていうところ。せっかく明るいレンズを搭載しているのだからもっと速いスピードが欲しいところ。電子シャッターがプラスされればここは解決かな?
【参考リンク】
Canon PowerShot G9X
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | 1型 |
| 画素数 | 2,020万画素 |
| レンズ | 28-84mm F/2.0-4.9 |
| 最短撮影距離 | 5cm |
| シャッター速度(メカ) | 30 - 1/2000秒 |
| シャッター速度(電子) | なし |
| ISO値 | 125 - 12800 |
| 手ブレ補正 | 光学式 |
| サイズ | 98.0 × 57.9 × 30.8mm |
| 重量 | 209g |
| 液晶モニター | タッチパネル |
| ファインダー | なし |
| 内蔵フラッシュ | 固定 |
| 価格(Amazon) | 45,140円 |
キヤノン製のコンデジはG7X M2が注目されがちですが、PowerShot G9Xもなかなかのカメラです。
レンズの焦点距離や明るさ、液晶モニターや内蔵フラッシュなど、かなり制約された部分はありますが、ボディサイズが圧倒的に小さく、重量もかなり軽い! 1型センサーを搭載しているとは思えない程です。
それでいてコスパもいいですね。ポケットの出し入れが最も容易な1型センサーコンデジと言っても過言ではないでしょう。
1つ難点を言えばボタンがかなり少なく、タッチパネルでの操作が基本になること。ボタンと比べればタッチパネルの操作性はあまり良くないです。撮影の前にあらかじめカメラの設定をしておく必要があるかもです。
【参考リンク】
Panasonic LUMIX LX9
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | 1型 |
| 画素数 | 2,010万画素 |
| レンズ | 24-72mm F/1.4-2.8 |
| 最短撮影距離 | 3cm |
| シャッター速度(メカ) | 60 - 1/4000秒 |
| シャッター速度(電子) | 1 - 1/16000秒 |
| ISO値 | 80 - 25600 |
| 手ブレ補正 | 光学式 |
| サイズ | 105.5 × 60.0 × 42.0mm |
| 重量 | 310g |
| 液晶モニター | チルト(上180度)、タッチパネル |
| ファインダー | なし |
| 内蔵フラッシュ | 天井バウンス可能 |
| 価格 | 83,638 |
パナソニックがソニーのRX100シリーズや、キヤノンのG7Xシリーズの対抗馬を出しました。LUMIX LX9です。
このカメラの最大の特徴は、ワイド端24mmの開放F値が1.4という明るさ!
そして絞りダイヤルと、レンズと軍艦部に自由に設定できるダイヤルがありますので、かなり操作性は良さそうです。
でもモニターのチルトがセルフィーとローアングルのみの対応で、ハイアングル撮影用の下向き45度が無いのが残念ですね。他のメーカーが対応しているだけにここはマイナスポイント。
また、パナソニックは多くのコンデジにEVFを付けているのですが、LX9には無いんですよね。
あとこれだけ明るいレンズを搭載しているのにNDフィルターが搭載されていません。速いシャッター速度があるものの、表現の幅を増やすという意味であると良かったですね。
いろいろと惜しい機種です。そのぶん後継機の伸び代に期待がかかりますね!
【参考リンク】
Panasonic LUMIX TX1
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | 1型 |
| 画素数 | 2,010万画素 |
| レンズ | 25-250mm F/2.8-5.9 |
| 最短撮影距離 | 5cm |
| シャッター速度(メカ) | 60 - 1/2000秒 |
| シャッター速度(電子) | 1 - 1/16000秒 |
| ISO値 | 80 - 25600 |
| 手ブレ補正 | 光学式 |
| サイズ | 110.5 × 64.5 × 44.3mm |
| 重量 | 310g |
| 液晶モニター | タッチパネル |
| ファインダー | 0.2型EVF(視野率100%) |
| 内蔵フラッシュ | 天井バウンス可能 |
| 価格 | 65,057円 |
1型センサーコンデジで、コンパクトボディを保ちながら高倍率ズームレンズを搭載しているのはPanasonic LUMIX TX1しかありません。
レンズは少々暗いですが、広角から望遠までこれ1台で済ませられるのはかなり便利! 僕も旅のお供に使っているカメラです。
液晶モニターは固定ですが、小さいながらもEVFが付いておりまして、本格的な撮影にも向きます。特に望遠にしたらファインダーの便利さが実感できます。
メイン機としても十分良いカメラではありますが、僕は最強のサブ機だと思っています!
【参考リンク】
RICOH GRII
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | APS-C |
| 画素数 | 1,620万画素 |
| レンズ | 28mm F/2.8 |
| 最短撮影距離 | 10cm |
| シャッター速度(メカ) | 300 - 1/4000秒 |
| シャッター速度(電子) | なし |
| ISO値 | 100 - 25600 |
| 手ブレ補正 | なし |
| サイズ | 117.0 × 62.8 × 34.7mm |
| 重量 | 251g |
| 液晶モニター | 固定 |
| ファインダー | なし |
| 内蔵フラッシュ | 固定 |
| 価格(Amazon) | 71,000円 |
最強のスナップシューターことRICOH GRIIです。僕はこれの1世代前のRICOH GRを使っています。
RX100M5、G7X M2、LUMIX LX9よりも遥かに軽い251gボディに、1型センサーよりも大きいAPS-Cセンサーを搭載しています。
28mmの単焦点レンズなので慣れは必要ですね。意外と広いんですよ。これ1台だけの所有となると、結構撮影シーンはかなり限定されます。
手ブレ補正が付いていない点については賛否両論。画質を考慮したらば手ブレ補正は無い方がいいのですが、開放F値が2.8なので飛び抜けて明るいというわけではないので、暗所での撮影はどうかな〜ってところです。
あとマクロが10cmとあともう1歩。リコーは接写に強いメーカーというイメージがあるだけに、もう少し頑張ってほしいですね〜。
【参考リンク】
FUJIFILM X70
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | APS-C |
| 画素数 | 1,630万画素 |
| レンズ | 28mm F/2.8 |
| 最短撮影距離 | 10cm |
| シャッター速度(メカ) | 30 - 1/4000秒 |
| シャッター速度(電子) | 1 - 1/32000秒 |
| ISO値 | 100 - 51200 |
| 手ブレ補正 | なし |
| サイズ | 112.5 × 64.4 × 44.4mm |
| 重量 | 340g |
| 液晶モニター | チルト(上180度・下45度)・タッチパネル |
| ファインダー | なし |
| 内蔵フラッシュ | 固定 |
| 価格(Amazon) | 94,000円 |
富士フィルムからX70というGRIIの対抗機種が出ました。APS-Cセンサーに28mm F/2.8のレンズ。そのまんまですね。
異なる点として、電子シャッターを搭載して1/32000秒での撮影が可能なところと、液晶がチルトするのでローアングルやハイアングル、セルフィーまで撮れちゃう便利なところです。
絞りとシャッター速度がアナログダイヤルでして、ここは人を選びますね。ガチャガチャと操作するのが好きな人にはおすすめですが、片手で操作を完結させたいという人はGRIIの方が良いです。
レンズは沈胴せず固定なので、接写がしやすい他、起動時のラグが少なかったり、ゴミが入りにくいメリットはあるものの、レンズバリアが無く、自動開閉キャップも無いので取扱いに気を遣いますね。
あとGRに比べて少し重いです。サイズも少し大きくなってるかな?
かつてニコンからCOOLPIX AというGRの対抗機種が出ましたがあっという間に市場から消えちゃいました。その二の舞いにならないよう、良い後継機種を出してほしいところです。
【参考リンク】
FUJIFILM X100F
| 項目 | スペック |
|---|---|
| センサー | APS-C |
| 画素数 | 2,430万画素 |
| レンズ | 35mm F2 |
| 最短撮影距離 | 10cm |
| シャッター速度(メカ) | 30 - 1/4000秒 |
| シャッター速度(電子) | 30 - 1/32000秒 |
| ISO値 | 100 - 51200 |
| 手ブレ補正 | なし |
| サイズ | 126.5 × 74.8 × 52.4mm |
| 重量 | 468g |
| 液晶モニター | 固定 |
| ファインダー | OVF(視野率92%)、0.48型EVF(視野率100%) |
| 内蔵フラッシュ | 固定 |
| 価格 | 140,454円 |
FUJIFILM X100Fは今回取り上げた中で、僕的には1番買わないであろうカメラです。
まずは良いところを列挙しますと、レンズがAPS-Cセンサーに35mm F2と、焦点距離も明るさも使いやすいレンズが付いています。
そして最大の特徴がOVFとEVFのハイブリッド! 特にOVFはロマンが溢れます。見た目もクラシカルでかっこいいですし、富士フィルムはカメラマンの心理をよくわかっていらっしゃる!
でもデカいし重過ぎるんだよなぁ……。僕はお気軽&身軽なスナップ写真をモットーにしているので、それに反するカメラです。
レンズの出っ張りはそこまで目立たないので持ち運びはそこまで苦じゃないでしょうが、僕なら外に持ち出したいと思わないカメラですね。本気で撮りたい人向けなカメラだと思います。
お値段も本気な価格。メイドインジャパンにこだわっているからこれぐらいは許容範囲?
【参考リンク】
おわりに
僕はかつてフルサイズのデジイチを持っていましたが、手放して現在はRICOH GRとLUMIX TX1の2台で写真撮影を楽しんでいます。
それだけ高級コンデジは軽装で満足のいく撮影ができるのです。これから趣味で写真を始めたいという人には、僕は高級コンデジを買ってみることをおすすめします。
スマホや、エントリークラスのコンデジとはやっぱり写りが違いますからね。かと言ってデジタル一眼レフやミラーレスカメラよりも気軽に始めやすいです。
高級コンデジ市場はそれほどたくさん新機種は出てこないので、また来年にまとめられたらと思います!
また、実機を触って感じたレビューもしたいなぁと思っています。ネタが集まったらこの記事に追記する形でお送りしますね。