「使用済みを切り貼り」銀行員が切手偽造 詐欺の疑い

「使用済みを切り貼り」銀行員が切手偽造 詐欺の疑い
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使用済みの切手の中から、消印が付いていない部分を切り貼りした偽物の切手を郵便局に持ち込み、本物の切手と交換させた詐欺などの疑いで、みずほ銀行の行員が逮捕されました。自宅からは大量の使用済みの切手が押収され、警視庁は余罪があると見て調べています。
逮捕されたのは、みずほ銀行の行員で東京・豊島区の小林孝史容疑者(57)で、警視庁によりますと、去年9月、偽造した切手を郵便局に持ち込み1万500円分の本物の切手と交換させた詐欺などの疑いが持たれています。

偽造した切手は、ネットオークションで購入した使用済みの切手の中から、消印が付いていない部分を選んで切り貼りしたものだということです。

小林容疑者の自宅からは大量の使用済みの切手が押収されていて、警視庁は余罪があると見て、だまし取った切手の使いみちなどを調べています。

調べに対し、小林容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。