2017年1月27日18時00分
中部電力は27日、システムトラブルによる電気料金の二重徴収が、15日発表時点の30件(計22万円)から332件(同148万円)に増えたことを明らかにした。誤って送った振込用紙を受け取り、実際に支払ってしまった人が増えているため。差額は返金する。
高圧契約の請求書の検針日の誤りが約6万件あったことも新たに判明した。システムトラブルによる二重請求と請求書の記載ミスは計11万件に膨らんだ。取引先のシステム会社が指示通り作業せず、中部電もチェックを怠ったという。
中部電は一連のトラブルの調査結果を27日、経済産業省に報告した。清水成信専務執行役員が記者会見し、「お客様に多大なご迷惑をおかけし、深くお詫びする」と謝罪。再発防止にめどをたてた後、関係者を処分する考えを示した。
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