ニューヨーク=畑中徹
2017年1月27日18時53分
米グーグルの持ち株会社アルファベットと、米マイクロソフトの米国のIT大手2社は26日、2016年10~12月期決算を発表し、ともに増収増益となった。米西海岸に拠点を置くIT企業は、雇用創出において十分な貢献をしていないとトランプ大統領から批判を受けているが、事業自体は好調を維持している。
グーグルを傘下に持つアルファベットの売上高は前年同期比22%増の260億6400万ドル(約2兆9800億円)、純利益は同8%増の53億3300万ドル。検索結果に連動して画面に表示される広告関連事業が好調を維持した。売上高と純利益はそれぞれ四半期で過去最高となった。
一方、マイクロソフトの売上高は同1%増の240億9千万ドル、純利益は4%増の52億ドル。これからの成長が期待できる事業として力を入れるクラウド事業が好調だった。(ニューヨーク=畑中徹)
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