東武鉄道 26年ぶりに特急の新型車両が完成 お披露目

東武鉄道 26年ぶりに特急の新型車両が完成 お披露目
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東武鉄道が特急としては26年ぶりに導入する新型車両が完成し、27日、報道関係者に公開されました。
公開されたのは、東武鉄道が新たに導入する500系と呼ばれる特急の新型車両です。

栃木県の日光市など観光地に向かう外国人旅行者の利用が増えていることを受けて、特急としては26年ぶりに導入されました。

車両のデザインはイタリアのスポーツカーのデザインを手がけたことで知られる工業デザイナーの奥山清行さんの事務所が監修し、車体はシャンパンベージュを基調の色とした先進的なデザインとなっています。

また、内装は座席に江戸小紋をモチーフにした柄があしらわれるなど和を基調としたデザインになっていて、無料の公衆無線LANも整備されています。

この新型車両は東京と栃木県や福島県を直通で結ぶ路線などに導入される予定で、ことし4月21日から運行が開始されることになっています。

東武鉄道の川上康明設計課長は、「新型車両の導入で観光や通勤の利便性が高まるのでぜひ利用してもらいたい」と話していました。