我が家の長女の名前には、「桃」がつきます。
桃の花言葉には、
「私はあなたのとりこ」「天下無敵」「気立ての良さ」
があります。
中国では、桃は邪気を祓い、不老長寿を与え
る仙木・仙果とされ、縁起の良い果物とされてきたようです。
中国古代の人々はすでに「桃の木」にその力があると信じていました。
邪気を祓うための儀式用の弓は桃の木で作りましたし、土地にいる邪悪なものを追い払うために桃の枝も使いました。その果実は「不老長寿」の薬として用いられたとも言われています。日本にも邪悪な鬼を退治する桃から生まれた「桃太郎」がいたりします。
桃の漢字は、木へんに兆と書きます。
これは、兆ほどの沢山の実をならせる、という意味から、沢山の努力が全て実を結びますように、という願いで桃という漢字を選びました。
あと、桃の甘い良い匂いから 、誰からも愛される可愛い人になってほしいという思いも・・
桃という漢字は、元々好きだったのですが、素敵な意味ばかりなので、女の子が生まれたら、桃の漢字を使いたいと思っていました。
3月生まれじゃないのに桃なんですね
これは、子育てサポートセンターで実際に言われました。
長女の名前を聞かれて、答えると、
3月生まれですか?
いえ、4月です。
へー、3月生まれじゃないのに桃なんですね
目が点になりました。
確かに、桃の節句は3月3日ですよ?
でも、桃の花は、3月中旬から4月中旬に咲きます。
また、桃の節句の旧暦は4月3日で、旧暦でひな祭りをする地域もあります。
3月よりも4月の方が暖かい時期だし、桃や桜も咲いているので、ひな祭りのお祝いをするにも適していると思います。
なぜ、こんなことを言われなければならないのでしょう。
正直、イラっとしました。
旧暦は4月ですけどねぇー
と言い返しました。
私は、季節も意識して名前を考えましたが、きちんとした思いがあるなら、季節に関係ない漢字を使うのも有りだと思います。
たとえば、夏に小雪ちゃん、秋に桜子ちゃんがいても良いわけです。
結論
名前は、我が子への最初のプレゼントです。
周りの意見に惑わされず、しっかりとした願いがあるなら、季節とは関係のない名前を使っても良いと思います。
(漢字辞典などにのっていない、読めないキラキラネームは除く)