こちらなんだか分かりますでしょうか?
おろし器の一種で、『鬼おろし』と呼ばれています。
歯がギザギザしていて大きく、野菜などを粗くすりおろすことができます。
大きな歯でざくざくとすりおろすことによって
水分や旨みが逃げにくく、素材本来の美味しさを
味わうことができるのが特徴です。
これで大根をすりおろすと普通の大根おろしのようにサラサラせず
シャキっとした歯ごたえのある大根おろしができます。
今までは普通のおろし器をつかっていましたが
食感もはまって、食べている感じがより得られるので
野菜をすりおろすときは専らこちらの鬼おろしをつかっています。
<大根おろしのパワー>
普段さんまなどの脇役として出されている
この大根おろしですが、あなどるなかれなのです。
大根おろしは昔から「医者いらず」と呼ばれ、
健康に良い食材として民間療法などで使われたりとたいへん重宝されてきました。
大根はすりおろすと、「イソチオシアナート」と呼ばれる辛味成分が生成されます。
この成分には、免疫力を高めたり、がん細胞を抑制したり、
殺菌や消化を高めたりする効果があると言われています。
ですので、風邪をひきやすいこの時期にはもってこいの食材です。
また、生の大根には酵素も豊富に含まれていて、消化吸収を助けてもくれます。
消化吸収がうまくできないと、肌荒れや疲れなどがでてきたり、臓器が機能しなくなったり、太りやすくなったりして身体の老化にもつながってしまいます。
追い込み中のときは、疲労もたまり、内臓機能も弱っているので
夜ご飯時に、大根おろしを用意して一緒に食べるようにすることもあります。
そのほうが消化に余計なエネルギーを使わずにすみ、風邪もひきにくくなるからです。
ここで一番肝要なことは、食べる直前にすりおろす事。
時間がたつと栄養がどんどん失われてしまうので、
おろしたらすぐに食べるようにした方が栄養をたくさん摂取することができます。
消化を促進させることで美肌やアンチエイジングにもつながりますので
大根おろし、女性の方にもオススメです!