D-Waveが量子コンピュータ「D-Wave 2000Q」の提供を開始 17
ストーリー by hylom
倍から倍に 部門より
倍から倍に 部門より
世界初の商用量子コンピュータを開発したD-Wave Systemsが、量子コンピュータの新型「D-Wave 2000Q」の提供を開始した(D-Waveの発表、PC Watch)。
D-Wave 2000Qでの大きな変更点としては、扱える量子ビット数が前モデルである「D-Wave 2X」の1024量子ビットから2048量子ビットに倍増した点がある。これによってより大きな問題を解くことが可能になっており、また特定のアルゴリズムにおいて大幅なパフォーマンスの向上が実現しているとのこと。ベンチマークテストでは、1CPU+2500コアのGPUを使った最新サーバーと比較して1000〜10000倍ものスコアが出たという。
さらに「anneal offsets control」という新機能が搭載されており、これを利用してより効率的に問題を解くことが可能になるという。電力効率も高く、1ワット辺りのパフォーマンスはGPUベースのシステムと比べて100倍だとしている。
お値段は (スコア:0)
システム価格1500万ドル(17億円)とのこと。
2500コアGPU換算で1コア辺りの値段は680~68円。
よく似非量子コンピュータと言われるD-Waveだけど圧倒的だなぁ。
Re: (スコア:0)
んーと……1700000÷2500=680かなあ。GPU以外のCPUやケーシングや冷却装置やらがのこりの17億円くらい?
いやまて、1000倍から1万倍のスコアということは能力の低い方でも2500GPU*1000相当なので 680円/個 * 2500*1000/個 = 17億円 ということか。
なるほどまったくわからん (スコア:0)
これ、どういうプログラミングするんですかね?
それとも昔のアナログコンピュータみたいに、プログラム言語というの自体が存在しない?
Re: (スコア:0)
どうなんでしょうね?
0|1のビットで動く電子と違って
量子は0|1|2|(1&&2)のキュービットですからね
ビット感覚で
0か1か2かのif文書いちゃうと
(1&&2)の時に観測確定しちゃう気がしますので
条件式の時は(1&&2)だった場合を
まず念頭に置かんといかんですかね
それともそのあたりを上手いことやってくれる
フレームワークなりがあるんですかね
既存のソースを量子コンピューティング用に
変換してくれたりとか
要修正点をサジェストしてくれたりとか
してくれるといいんですけどねぇ
# if(猫=死亡){}はあきまへん
Re: (スコア:0)
画像認識AIでよく出てくる畳み込みニューラルネットワークってあるじゃん。
仕組みはあれにすごく似てる。
各ニューロンの重みを変えていって、うまく認識できる重みを見つけるのが認識。
アニーリングの場合は、重みを固定して入力の方を変えて、出力が最小値になる入力を探すの。
重みを設定するのがプログラミングにあたって、見つけた入力パターンが答え。
Re: (スコア:0)
「明日の天気は?」って質問すると
だいたいいい感じに答えてくれるのが量子コンピューターだと思ってる。
#いい感じの答えのはずなのに何故かあってる。不思議。
Re: (スコア:0)
>「明日の天気は?」って質問すると
そっと裏向きの下駄を出してくる。
Hello world (スコア:0)
D-WaveでHello worldを表示するプログラムは公開されているのでしょうか?
Wikipedia(Hello_worldプログラムの一覧 )にも載ってないので、是非見たいと思っているのですが。
Re:Hello world (スコア:2, 参考になる)
「数式Aを満たす範囲で、数式Bの値がなるべく大きくなるような、変数x0~x1000までの値の組み合わせを探せ」って命じたら、そのような値を探してくれるライブラリかAPIがあって、それを高速にこなすハードウェアの詳細な仕様を隠蔽していると考えると良い。
# なお、隠蔽しているというのは、別に胡散臭いところを隠すとかいうネガティブな意味じゃなく、
# 中身を知らなくても使えるように工夫されてる、ぐらいの業界用語
一般的なライブラリだと、普通にCPUが頑張って効率の良いとされるアルゴリズムで探索する。マルチコア向け、ネットワークで繋がった多数のコンピュータ向けに並列化されてる場合もある。GPUが得意とする部分をGPUに押しつけて高速化するというのもトレンド。数式A、Bの形に制限がある代わりに早いとか、自由度が高い代わりに遅いとかいう特徴はいろいろとある。
数式の形によっては、「粘菌が迷路を解く」とか「シャボンの幕が最短距離になる」とかいう、自然現象やらに計算を押しつけられるかも知れない。かの、エニグマ暗号を解いたという解読器は一部がアナログコンピュータだったというので、アナログ電子回路の特徴を上手いこと利用して、デジタル演算するかわりに一部の計算を肩代わりさせてたという。
まあ、あんまり突飛なものに計算させようとするぐらいなら、普通のコンピュータで普通に計算させた方が早いけど。量子論的な現象に計算を押しつけてるのがこの装置。
Re:Hello world (スコア:1)
D-Waveは量子計算をやるだけの特殊コンピュータで、I/Oや汎用ロジックは通常のCPUの上で動いているPythonやらMATLABやらCやらに任せるものだから、I/OしかやらないHello Worldなんか見たってなんの参考にもならない。
一方、D-Wave上で動く地図塗り問題を解くプログラムならここにある。
https://github.com/dwavesystems/qbsolv [github.com]
Re: (スコア:0)
ここに簡単な紹介あるけど、Cによる行列演算みたいな感じ
PDF注意:Programming with D-Wave: Map Coloring Problem [dwavesys.com]
参考:ワットパフォーマンス (スコア:0)
D-Waveの場合、消費電力のほとんどが作動させるための環境づくりに使われているとのこと。
>D-Wave 2000Qシステムは、全体で約213.36×304.8×304.8cm(幅×奥行き×高さ)という大きさだが、システムのほとんどはQPUを格納するエンクロージャと制御のためのサブシステムが占めており、消費電力も同様だという。
>なお、D-Wave 2000Qでは、QPUの動作のため、絶対零度に近い0.015Kの極低温(-273°C)環境、大気圧の100億分の1の超真空空間、地球の5万分の1にあたる1ナノテスラにまで磁気の影響を防ぐシールドを備えるとしている。
そんな仰々しいものがこの大きさに収まってると考えると、ちょっとワクワクします。
特に磁界強度とか。
Re: (スコア:0)
"大気圧の100億分の1の超真空空間"って0.1MPa / 10000000000 = 1e-5 Paだよね?超ってほどでもない。
1ナノテスラって、心磁場の10倍ぐらいだよね?心磁測定も出来ないよ。
77K以下を触ったことがないので、10mKはすごいと思う。
Re: (スコア:0)
10mKなんて滅多に見ないのは事実だけど、ヘリウム希釈冷凍法という枯れた技術で2mKくらいまでは行けるから、画期的というわけではない。
赤外線望遠鏡などは、常温だと観測器などから勝手に放射される赤外線がセンサーに入らないようにする為にこれくらいまで冷却しているね。
anneal (スコア:0)
あにゃr・・・
職場ではなかなか話しづらそう。
Re: (スコア:0)
落ち着け。アニールと読めば大丈夫だ(何が?)!
Re: (スコア:0)
焼き鈍しという意味だよね?