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 観光庁は24日、熊本県の阿蘇地域へのツアー料金を25%割り引く「阿蘇(中部・南部)応援ツアー」を実施すると発表した。昨年の熊本地震で減った観光客を回復させるために導入する。昨年末に終わった「九州ふっこう割」の地域限定の後継施策で、2月1日~3月19日の宿泊分が対象となる。

 熊本県阿蘇市、高森町、西原村、南阿蘇村、産山村に宿泊する旅行が対象で、交通とセットなら2万~5万円、宿泊だけなら1万~4万円の25%を割り引く。今月26日から指定の旅行会社で申し込める。ふっこう割のキャンセル分など今年度予算の未使用分を財源に、国が1億5千万円、熊本県が5千万円を負担する。

 阿蘇地域は熊本地震で阿蘇大橋や俵山トンネルなど主要な交通ルートが寸断され、昨年10月には阿蘇・中岳の大規模噴火もあった。対象を阿蘇地域に限定する理由について、観光庁の担当者は「ふっこう割の恩恵が比較的少なかったため」と説明している。(大畑滋生)