みなさんこんにちわ。ご機嫌いかがでしょうか?マイクです。
昨日Twitterである人から、「自分は双極II型障害なのかどうかわからない。」というツィートを受けて、この記事を書こうと思いました。
ぼくも含めて双極II型障害かどうかは、病歴だけでなく、人生を過去から辿っていくとだいたい予想がつくそうです。これを病前性格といいますが、つまり「なりやすい性格」とでもいいましょうか。
親や祖父母に双極性障害の人はいるか?
双極II型障害が遺伝の要素が強いと言われています。ぼくの場合は父親がそんな感じでした。
過去に自分でも調子がいいな?という時期があったか?
これは過去(中学生ぐらいの時期から)自分でもいつもと違うとおもうぐらい調子がいい状態が周期的にあったか?ということです。ぼくはビンゴです。
過去に強烈に我慢を強いられる時があったか?
特に思春期に、学校や家庭の環境で自分が嫌であるにも関わらず我慢して「いい子」でいなければならなかった時期が年単位で続いたか?ということです。
ぼくはこれはなかったと思います。
抑うつ状態の経験、自傷行為の経験があるか?
過去に周期的に抑うつ状態の経験があるか?周期としては数ヶ月から1年程度です。また、自傷行為、過食、拒食も含まれます。女性の場合はPMDDの時期に特に起こしやすいです。ぼくはビンゴです。
調子がいい時、睡眠時間はどうだったか?
調子がいい時、寝なくても活動できる、次々とアイデアが湧いてくる、とかの経験はあるか?
ぼくはこれはないです。
デモラリゼーションの時期はあったか?
デモラリゼーションとはモラルの逸脱、と言った意味です。たとえば、けばけばしい化粧、立て続けに相手を変える恋愛、性的放埒(だれにでも身体を許すということ)、不倫、万引き、暴力などの「モラルが低下した状態」を示します。相手の迷惑を考えない電話なんかもこれに当たります。また、度重なる引っ越し、なども含まれます。これはとくに軽躁状態に起きやすいものです。
ぼくは若い頃、禁煙のバス停でタバコを吸っていた人を殴った経験があります。
まとめ
誤解しないでほしいのは、この性格を持っていて双極II型障害だからと言ってその人が何の役にも立たないというわけではない、ということです。この病気の人は逆にIQが高く、天才肌の人が多いのです。軽躁状態のときに大きな業績を上げる人も少なくありません。ですからもし人間が持っている能力が同じだと仮定すれば、うつ状態のとき苦しむ分、軽躁状態のときには常人では真似のできない成果を上げることができるのかもしれません。
では、また。
参考文献