karino2

勉強会の準備をしていて、図とテキストを混ぜた文書を作りたくなった。これは以前から定期的に湧いてくる欲求なのだが、毎回実装が大変で手付かずでここまで来た。
でも去年Jupyter Notebookを使ってて、これで良い、という事を理解してから大分やる気が出てきていたので、作ってみる事にした。
この話はまた改めて。

で、いい機会なのでなんか最近のORMapperを試したいな、と思いAndroidアプリ開発者に聞いた所、ormaとか興味津々、的な反応をもらう。

https://github.com/gfx/Android-Orma

annotationProcessorというのを使ってコード生成するタイプ。
annotationProcessorがどういう条件で走るのか良く分からず、たまにコードが消えてしまってリビルドでは再生成しない事があるが、そういう時はいったんプロジェクトを閉じてまた開くとなんか開いた時に生成されるっぽい。
良く分からん。

で、orma自体はRxJavaとくっついているようで、RxJavaも一緒に入れる事になる。
RxJavaは知らないが、C#のRxは結構触ってた時期もあるので、まぁなんとなくは分かる。
たださすがにラムダ式無しでRxJavaとか死んでしまう、と思い、まずはJackを有効にしてみた。

するとgradleがビルドで1GB以上メモリ食ってメモリ不足になるようになってしまった。
gradleのオプション指定で最大サイズ指定すると動いたが、ビルドに数十分かかってさすがに開発にならない。

仕方ないので今度はretrolambdaに乗り換えてみた。
これはこれまでと同じくらいのビルド時間でメモリも200MB弱くらいしか食わない。
Jackは想像以上にまだまだだなぁ。今後しばらくはretrolambdaで生きて行こう。

orma雑感。ドキュメントがちょっと弱い。ググると情報が古くていまいち。
サンプルも少ない。
ググった結果がこれだけすぐ古くなる事を思うと、今ドキュメント頑張って書いてもなぁ、という気持ちもあって悩ましい。
ブログじゃなくてメンテされるgetting startedもあるといいなぁ。
この辺は開発とのバランスをどうとるか難しいね。個人的にはドキュメントは無くてもいいが、サンプルはもうちょっと欲しいなぁ。

githubのトップページのドキュメントをもうちょっとレシピ集的にやりたい事ごとの物を追加したいなぁ。
レシピはunit testを参照する、とかで良いので。

ドキュメントを置いとくと、ormaはなかなか良い。
OrmaListAdapterはORMのオブジェクトをリサイクルしたいなぁ、という気持ちもあるが、そんな事気にせずに富豪的に書いておいて困ってから考えろ、というのも正しい姿勢だとは思う。
fluentなAPIはインテリセンスでだいぶ頑張れるのであんまりドキュメント読まなくても良いのがいいね。
あと作者がまぁまぁtwitterでormaと入れておくと反応してくれるので、困った事あったらお願いしたらどうにかしてくれそうでいい（知らないけど）。

RxJavaはラムダ式あればまぁまぁ良い気がする。
そしてRxAndroidもだいたい分かった。ようするにAndroidScheculersの事ね（暴論）。
JavaでRxとか無いわー、とか思っていたけれど、C#と比べるのが良く無いんであって素のJavaと比べると悪く無い。
まだ見様見真似だが、一回RxJavaはちゃんと勉強しても良いか、という気になった。

Jackがどの位いけるのか、とかormaがどの位いけるのか、みたいなのは、実際に試して感じた事が重要なので、あんまり公式発表を横流しするだけっぽい記事は役に立たないのだよなぁ、と思い、ここで試した印象を書いておく。