イヤイヤしてご飯を食べない、食べるのが遅い、食べる量が少ない2歳児にこれを試せばモリモリご飯を食べようになるよ!
2歳の子供がたくさん食べてくれないことにイライラしてしまったことはないですか?まさかご飯を食べる1時間前にお菓子なんてあげていませんよね!?
「グズグズしてなかなか食べない」
「遊びながら食べる」
「ちょっとしか食べない」
「とにかく時間がかかる」
ママにとって子供の食事に関わる悩みはつきません。近頃では小学校でも給食時間中に全部食べれない児童が増えているそうです。
我が家の娘も2歳当初はあまりご飯を食べずいろいろと心配したものですが、今回ご紹介することを意識しながらご飯を食べさせるうちに、好き嫌いも減りいっぱいご飯を食べるようになってきました。
食事習慣の基本は幼児期、特に2歳頃につくられますので、子供の健やかな成長のためにも、我が家がやっている対応法をぜひ参考にしてくださいね。
ご飯を食べないときの事前チェック3つ
さて具体的なお話をする前に次の3つの項目をまずはチェックしてみてください。
- 食事に前、1時間以内におやつを食べていないか。
- テレビを見ながらご飯を食べさせていないか。
- ちゃんとウンチはでている(健康な身体)か。
もしひとつでも該当項目があれば当然ご飯は進みません。まずは環境を整えることが先決です。
我が家ではご飯のときはTVは見せませんし、おやつも決まった時間にしかあげていません。
ご飯を食べないときの対応法
ここから具体的な2歳の子供がご飯を食べないときの対応法です。
行儀を優先しすぎない
ご飯を食べさせるにあたり行儀をしつけることも大切なことですが、これを優先しすぎると義務感が強くなりすぎます。
特にたくさん食べてもらいたときは、手づかみで食べれる「おにぎり」をよく食べさせています。
作るときにお手伝いしてもらって、サランラップに包んだご飯をにぎらせるなどしています。これによって食への興味が高まるわけです。
行儀も大切ですがまずは食べることを優先しましょう。
カラフルに盛りつける
そしておかずは個別のプレートで少量をカラフルに盛りつけます。
カラフルさが食への興味となり、自分の前にある食事を食べることは大きな自信となるんです。
大人も一緒ですよね。食は味だけではありません。2歳の子供にとっても見た目はとても大切な要素になるんです。
楽しめる環境を作る
もちろん食事の時間を楽しくすることも大切です。
食事中には食べ物の話しをしたり、ヨーイドンで競争したり(たまに負けてあげるのがポイント)全部食べた日はカレンダーに〇印をつけ、子供がご飯を楽しんで食べるようにしています。
また、たまには外にでて公園やベランダでご飯を食べてみたりもします。
環境の変化が食欲を刺激することがあるんですよね。
「何をやっても食べてくれない」そんなときは「もう食べなくていいよ」と言って食卓を片づけ一食ご飯を抜いてしまいます。
1食抜いてもまったく問題はありません。
ご飯を食べないときの対応法はまとめると次になります。
- ご飯のときは食べることに集中できる環境を整えましょう。
- 行儀も大切。でもたくさん食べるには楽しむことも必要。
- どうしても食べないときは一食抜いてもOK
きらいなものを食べさせる対応法
次はきらいなものを食べさせる方法です。
なんでも食べてくれたらいいのにって思ったことありませんか?
毎日の食卓にはピーマンやトマトなど子供が嫌がる食材がたくさん出てきます。
とは言え、子供が好きな料理だけを作ることはできませんし、好き嫌いしないでなんでも食べて欲しいと思いますよね。
そんなときはこの方法を試してみましょう。
やり方は簡単。ご飯のときに2歳の子供が嫌いな食材を食べたときにこう言うのです。
「こんなに背が伸びた!」
「こんなに力が強くなった!」
と言いながら大げさなジャスチャーをするのです。
うちの子供は牛乳とピーマンがあまり好きじゃありません。これを例にお話しますね。
例えば牛乳。飲む前に「牛乳を飲めば身長が伸びる」ことを説明し、「飲んだらどうなるかな」と言って牛乳を飲みます。
飲んだあとは「あ~美味しい。身長の伸びたみたい!」と大きく伸びあがります。おおげさなぐらいに。
そして子供に牛乳をすすめるのです。
子供も100%は信じてないかもしれませんが、そこはまだすべての事を理解していない2歳児。おおげななジャスチャーに興味を持ち「何か楽しそう。飲んでみよう」と思ってトライしてくれます。
そして少しでも飲んだら、指と指で2cmくらいのすき間を作って「このぐらい身長伸びたよ!」と言って効果を示すのです。
今度はピーマン。ピーマンは「力が強くなる」です。
食べる前にイスを持ち上げ「このイス重たいなぁ」と言います。
その後で「ピーマンを食べたら強くなるよ」と言いながらピーマンを食べ、食べ終わったら「ほら強くなった」と言ってイスを軽々と持ち上げてるんです。簡単でしょ?
このように食材の特性に合わせた「食べたらこうなる」を説明し、その結果を楽しい動作で示してあげましょう。
そうすれば子供の食への興味が高まるだけではなく、毎日のご飯の時間が楽しい時間となり嫌いなものの食べてくれるようになります。
子供の好き嫌いを言葉だけのお説教調子で注意するのではなく、楽しい動作をつけておもしろく伝えているうちに、自然となんでも食べてくれるようになるんです。
「これを食べるとどうなるか?」を動作で示してあげましょう。
好き嫌いを言葉だけのお説教で伝えるのはNGです。
ご飯の時間が楽しくなれば好き嫌いも少なくなります。
イヤイヤを言って食べないときは
2歳の子供がご飯をイヤイヤして食べないときもイライラとしてしまうものですよね。
ご飯だけではなく「この服はいや!」「アンパンマンのパンツがいい!」など、2歳ごろになるとなんでも「イヤイヤ」の時期が始まります。
子供と会話ができることは嬉しいものですが度重なる「イヤイヤ」はなかなか辛いものです。
しかしこの「イヤイヤ期」の行動は、ひとりでは何もできなかった赤ちゃんが言葉を覚え、自己主張ができるようになったから始まるものなので、発達の上でも心理学的にも成長に必要な過程です。
ここで2歳イヤイヤ期にご飯を食べないときの食べさせる方法をご紹介します。
まずは子供の「イヤイヤ」の内容が受け入れてもいいものなら素直にそれを聞いてあげてください。
ご飯を少し残すぐらいのことなら、このイヤイヤ期の時期は子供の言うことを聞いてあげた方が「認めてもらった」という思いが子供に強く残り、その後のイヤイヤが少しずつマシになっていくそうです。
次に子供の主張が受け入れられない内容だった場合です。このときは「なぜダメなのか」を正しく説明してから拒否をします。
「ご飯は作ってくれた人に感謝して食べようね。キレイに全部食べたらママ嬉ぶよ」
こんな感じです。ただ単に「残さずに食べなさい!」はNG。子供は何がダメなのか分からず、親子の関係はもっとこじれてしまいます。
そしてここからが具体的な「2歳イヤイヤ期の子供がご飯を食べない」ときの対応法です。
子供の「イヤイヤ」が始まり「もう食べない!」となったら、耳元でそっと「〇〇ちゃんにこのお魚食べて欲しいなぁ」などとささやくのです。
「え。それだけ?」と思われかもしれませんが、耳元に近づき小さな声でささやくと、子供は聞くことに集中してだんだんと素直になっていくものなのです。
そして最後は反対言葉です。これは皆さんもよく使う手かもしれないですね。
子供が「食べたくない!」と言ったら、すかさず「じゃ食べないのね」と答えます。こうなると2歳イヤイヤな子供は反射的に「やっぱり食べる」と言ってしまうものなのです。
でもこの方法は使いすぎると慣れてしまって効果がなくなってきますので我が家では「奥の手」として使用しています。
嫌いなものを食べないときの対応法はまとめると次のようになります。
-
言葉や自己主張を覚えることで「イヤイヤ」は始まります。
- 「イヤイヤ」は発達のうえでも心理学的にも必要な行動です。
- 正しい説明やささやき、そして反対ことばを活用しましょう。
ぜひ今回ご紹介した方法、みなさんのお宅でも試してみてくださいね!
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