稀勢の里 横綱昇進へ大きく前進 臨時理事会開催へ
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大相撲初場所で14勝1敗で初優勝した、大関・稀勢の里について、日本相撲協会は今月25日に横綱昇進を審議する臨時理事会の開催を決め、稀勢の里は昇進へ大きく前進しました。
稀勢の里は先場所、優勝力士に次ぐ12勝を挙げ、さらに今場所は千秋楽を待たずに初優勝を決め、千秋楽の結びの一番では横綱・白鵬をすくい投げで破って、14勝1敗の成績を収めました。
横綱昇進の議論を預かる日本相撲協会の審判部は、結びの一番のあと、横綱昇進を審議する臨時理事会を開催するよう八角理事長に要請し、八角理事長は、今月25日に理事会を開催することを決めました。
また日本相撲協会は、23日に東京・両国の国技館で開かれる横綱審議委員会に、稀勢の里の横綱昇進を諮問することにしています。
横綱審議委員会は、横綱に推薦する条件として、大関で2場所連続の優勝を原則とし、これに準ずる成績を挙げた力士を推薦する場合は、出席した委員の3分の2以上の決議が必要と、内規で定めています。
稀勢の里は2場所連続優勝を果たしていないため、出席した委員の3分の2以上が賛成すれば、横綱昇進を日本相撲協会に推薦することになります。
横綱に推薦された場合、日本相撲協会は、今月25日の番付編成会議と臨時の理事会で稀勢の里の横綱昇進を決定します。
稀勢の里が昇進し、日本出身の横綱が誕生すれば、平成10年夏場所後に若乃花が横綱に昇進して以来、およそ19年ぶりとなります。
横綱昇進の議論を預かる日本相撲協会の審判部は、結びの一番のあと、横綱昇進を審議する臨時理事会を開催するよう八角理事長に要請し、八角理事長は、今月25日に理事会を開催することを決めました。
また日本相撲協会は、23日に東京・両国の国技館で開かれる横綱審議委員会に、稀勢の里の横綱昇進を諮問することにしています。
横綱審議委員会は、横綱に推薦する条件として、大関で2場所連続の優勝を原則とし、これに準ずる成績を挙げた力士を推薦する場合は、出席した委員の3分の2以上の決議が必要と、内規で定めています。
稀勢の里は2場所連続優勝を果たしていないため、出席した委員の3分の2以上が賛成すれば、横綱昇進を日本相撲協会に推薦することになります。
横綱に推薦された場合、日本相撲協会は、今月25日の番付編成会議と臨時の理事会で稀勢の里の横綱昇進を決定します。
稀勢の里が昇進し、日本出身の横綱が誕生すれば、平成10年夏場所後に若乃花が横綱に昇進して以来、およそ19年ぶりとなります。
八角理事長「引っ張っていく存在に」
稀勢の里の横綱昇進を審議する臨時理事会の開催を決めた、日本相撲協会の八角理事長は、「横綱になれば、自分のことだけではなく、みんなを引っ張っていく存在にならなくてはならない。責任は重くなるが、頑張ってほしい」と話しました。
稀勢の里が千秋楽の結びの一番で横綱・白鵬を破って14勝1敗で終えたことについて、日本相撲協会の二所ノ関審判部長は、「押し込まれたけど、よく勝った」とたたえたあと、横綱昇進については「文句ないでしょう。力は十分ついていると思います」と話していました。
稀勢の里が千秋楽の結びの一番で横綱・白鵬を破って14勝1敗で終えたことについて、日本相撲協会の二所ノ関審判部長は、「押し込まれたけど、よく勝った」とたたえたあと、横綱昇進については「文句ないでしょう。力は十分ついていると思います」と話していました。