全豪オープン マレーが4回戦で敗れる波乱

全豪オープン マレーが4回戦で敗れる波乱
テニスの四大大会、全豪オープンの男子シングルス4回戦で、世界ランキング1位のイギリスのアンディ・マレー選手が、世界50位のドイツのミーシャ・ズベレフ選手に敗れる波乱がありました。
第1シードで大会初優勝を狙ったマレー選手は、3回戦まで1セットも落とさず、すべてストレート勝ちで駒を進め、4回戦で、サーブアンドボレーを持ち味とする世界50位のズベレフ選手と対戦しました。

マレー選手は序盤からズベレフ選手に徹底的にサーブアンドボレーで攻められるとともに、自分のサービスゲームで、ズベレフ選手の積極的に前に出るリターンに苦しめられました。
また、堅実なプレーが持ち味のマレー選手にミスが目立ちました。
マレー選手は、第1セットを5-7で取られ、第2セットは7-5で取り返しましたが、第3セットを2-6、第4セットを4-6で落とし、セットカウント1対3で敗れました。

今大会の男子シングルスでは、世界2位で第2シードのセルビアのノバク・ジョコビッチ選手が2回戦で敗れ、波乱が続いています。
大会主催者によりますと、全豪オープンの男子シングルスで第1シードと第2シードの選手がそろってベスト8に残らなかったのは、2002年以来15年ぶりだということです。