イラン首都の高層ビル、火災後に崩壊 消防隊員数十人が生き埋めか
2017年01月19日 21:32 発信地:テヘラン/イラン
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【1月19日 AFP】(更新、写真追加)イランの首都テヘラン(Tehran)の繁華街にある、同国で最も古いとされる15階建ての高層ビルが19日、最上部で火災が発生した後、崩壊した。現場にいた消防隊員数十人が生き埋めになった可能性があるという。建物が崩壊する様子は、火災を報じていたテレビ番組によって生中継された。
1960年代前半に建築された「プラスコ(Plasco)」ビルは、ショッピングセンターや服飾工場などが入居する複合施設。事故当時、消防隊員200人が現場に出動し、消火活動に当たっていた。
当局はまだ死者の有無について明らかにしていないが、テヘラン市長が国営テレビメディアに語ったところによると、ビル崩壊時に20人から25人の消防隊員が建物内部にいたと思われるという。
またテヘランの救急当局トップは同じく国営テレビに対し、消防隊員が建物から避難した際、少なくとも70人が負傷、23人が病院に搬送されたと明かした。
現場にいたアリ(Ali)と名乗る消防隊員は、「中にいた際、建物の揺れを感じ、今にも崩壊しそうだったため、他の隊員らと外に避難した。その後1分ほどでビルが崩れた」と話した。
事故現場ではテヘラン市長、および警察や赤新月(Red Crescent)の幹部らが集まり、緊急の会議が行われた。また救助活動を支援するため、軍隊も動員された。
テヘランの警察トップは「多くの人が生き埋めになっているが、はっきりとした人数はわからない」と語り、「(人数は)消防当局が発表することになっている」と述べた。(c)AFP