イタリア中部で雪崩 ホテルで「多数死亡」
- 2017年01月19日
イタリア中部アブルッツォ州の山で18日、雪崩が発生し、ふもとのホテルが直撃された。被害者数は明らかになっていないが、救助当局幹部は「大勢が死亡した」と話している。この地域で相次いだ地震が、雪崩を引き起こしたのではないかとみられている。
アブルッツォ州の山間部では18日に地震が4回相次ぎ、その後も夜通し余震が続いた。グランサッソ山で雪崩が発生し、ファリンドラ町のリゴピアノ・ホテルを直撃。地元住民などによると、屋根の一部が崩落した。ホテルには雪崩当時、最大30人がいたと言われている。
地元住民が救急通報したが、雪で道路が覆われ、吹雪が続く状況下で現場到着が妨げられた。イタリアの報道によると、救助隊の第一陣が到着したのは19日午前4時(日本時間正午)になってのことだった。
山間部救助隊の責任者アントニオ・クロチェッタ氏は、地元メディアに「大勢が死亡した」と話した。すでに1人の死亡が確認され、1人は行方不明という。雪崩が直撃した当時、リゾート・ホテルのリゴピアノには観光客20人と従業員7人がいたとされている。
アブルッツォ、マルケ、ラツィオ周辺は数日前から豪雪に見舞われていたため、多くの町村が雪のために孤立している。
同地域では、昨年8月24日に大地震で298人が死亡している。
(英語記事 Italy avalanche: 'Many dead' in hotel Rigopiano in Abruzzo)