いよいよ最終章!私の連続3周野宿の旅のハチャメチャ珍道中を連載中!

目次:【序章】&【第1章】&【第2章】目次:【第3章】&【最終章】

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■最終章:終わりなき遍路■人生の遍路道はまだ続く

4.  奇跡の結末

 

遍路後DAY22-2

 

長野の親分から電話があって、春までの計画を慌ただしく見直し、忙しくなるなあと思っている内に、何故か、その現場の全体を取り仕切っている課長の滝沢さんから電話が入る。親分の電話を受けてからまだ1時間も経っていない。

 

私「おお!滝さん!」

滝沢さん「おお。お前、なに?来んだって?」

私「え~~~!?春までの予定が詰まってるから、3日間だけ時間を頂戴って言ったんだけどー!」

滝沢さん「あれ?来ねえの?」

私「いやあ、親分の頼みだから行くけど、でも春までの予定を全部キャンセルしなくちゃいけないから、確実に見届けるまで返事できないと思って。」

滝沢さん「あ、そう。」

私「ってか、なんで滝さんまで、もう話が行っちゃってんの?」

滝沢さん「いやあ、さっき、親分が来て、Noisyが来るからって話をしたから。」

私「でも、滝さん。実際、私じゃなくてもそこは来たい人が沢山いるから、他にも募集かけたら来るでしょ?」

滝沢さん「うん。来てるよ。」

私「ほら。そしたら、間に合ってるじゃん!」

滝沢さん「一応、なんか29歳の男の人に決めてて、採用の連絡をしようと思ってたんだけどさあ、親分がNoisyが来るからって言うから。」

私「えーーー!?それじゃあ、その29歳の人は、私が行ったら、滝さん、どうすんの?」

滝沢さん「そりゃあ、もちろん、断るよお。だって、お前が来たらいらないじゃん。」

私「ひゃ~~!滝さん。それは、その人も来たいだろうに可哀想だから、じゃあ、その人を採用して、もし、次に穴が開いたら私が出動するってのは、どうよ?」

滝沢さん「いやいや!親分もお前じゃなきゃ困るって言うしさあ。それに、俺、はっきり言って、お前が来たら、話は早いから。」

私「なんで?」

滝さん「だって、親分、厳つくて怖いから、ついていけない人が辞めるじゃん。」

 

確かに、親分程優しい人もいないし、皆に尊敬もされているのだが、ただ怒鳴られることにビビッて、神髄の見えない人は、辞めて行くのも本当だった。

 

私「確かにねえ。でも、だからって、私が行ったって、頭数を埋めるなら、その29歳の人でもいいじゃん。」

滝さん「いやあ、だって、お前が来た途端、職場の誰も辞めなくなるじゃん。去年だって、そうだよお。お前が、親分の所へ異動になるまで、ず~っとコロコロやめて、俺、採用すんの大変だったんだからあ!」

私「ははは!滝さん、そんな暇な職場で何言ってんの~!?ちょっとくらいやる事があった方がいいよね。」

滝さん「まあ、暇は暇なんだけどさあ、去年、お前が入ってから、一人も辞めなかったじゃ~ん。」

私「確かに。ただただ楽しかったよ。」

滝さん「だから、親分が、お前じゃなきゃ色んな意味でサポートできる奴がいねえから無理だっつうんだけど、俺も賛成したわっけ。」

私「そうだったんだあ。」

滝さん「そ。だから、親分が電話するっつうからさあ、じゃあ、とりあえず保留で待ってるよ、つったの。」

私「まあ、私の尊敬する親分だから、何をさし置いておいても駆けつけるつもりでいるけど、他に迷惑をかけたくないから、一応、3日頂戴よ。で、必ず行ける方向で動くから。でも、万が一って事があるでしょ?完全に大丈夫だって見届けて3日後にもう一回連絡するから。」

滝さん「わかったー!じゃあ、一応、来れるって思ってるよ?親分にもそう言っちゃっていいかなあ?」

私「いいよ。万が一を確認したいだけだから。」

滝さん「了解。で、いつ来れんの?」

私「いつがいい?」

滝さん「直ぐ。」

私「じゃあ、ちょっとどうしても友達が来ることになってるから、1月7日にそっちへ到着で。」

滝さん「了解!」

私「あ、まさか、今年、変なルールできてないでしょうねえ。事務所の方で変な課長クラスがやって来て。」

滝さん「あ、あるよ~。金髪にサングラス禁止だってさー!」

私「はーーー!??雪山でサングラス禁止って言う阿保が何処にいるの?失明しろってこと?」

滝さん「ははは!だよなあ。で、それは、全山の大反対にあって、なくなったよー。」

私「当たり前だよ!何処の馬鹿野郎だよ。でも、私、金髪だから。呼ばれていくんだから、知らねーから!」

滝さん「ははは!どう考えても、こっちで頭下げてるからよお、言えねえよ。まあ、お前はそれでいいんじゃね?」

私「はははー!滝さん、それじゃあ、親分に直ぐ駆けつけてやるから、待ってろ!って伝えて!」

滝さん「俺、やっと、安心できるわー!それじゃあ、待ってる!」

 

私は、電話を切り、突然慌ただしくなった事で、頭も忙しくなるのだが、ふと、ある事に気が付いた。

 

あれ?

私の遍路2周目の途中から3周目のお願い事は、「遍路後の行き先を教えて下さい。」じゃなかったっけ?

遍路を終えて、完全に広島へ帰って来た途端、まさかの親分から電話が入り、行き先が急遽決まってしまったではないか!

むむむむむ~~~~!?

これは、ご利益かーーー!?

 

 

だとすると、2周目と3周目のお願い事も見事に叶ったことになってしまう。

ましてや、1周目の時のお願い事もせっちゃんと共に叶っている。

本当にお遍路は、不思議だ。

偶然かもしれないが、私は、遍路中の願い事全てが叶ってしまった。

 

私は、慌ててあちこちに電話を始め、春までの予定をキャンセルしたりと慌ただしくなる。

 

DAY23~

 

私は、同居の友人とお正月を一緒に過ごしたり、長野へ旅立てるよう準備を整えたりして、春までの見通しがたったので、滝さんにも確実に行ける事を連絡しておいたりと忙しい数日を過ごす。

1月4日にしゅんちゃんと戸田君が家へ遊びに来たので、同居の友人も交えて、一緒に飲んだり楽しい日を迎える。

 

私「あ、私、1月7日に長野へ行くことになったよ。」

しゅんちゃん「あ、僕、このまま東京へ行くんだけど、日にちが確定しているわけじゃないんだよね。」

私「そう!それなら、私が東京経由で長野へ行けば、一緒に乗っていけるよ?」

しゅんちゃん「あ!いいの!?」

私「うん。いいよ。それじゃあ、ちょっと早めに出たいから、明日、戸田君を家へ送り届けて、それから出発しようか。どこかのサービスエリアでちょっと寝る事になるけど。」

しゅんちゃん「うん!いいよ!」

 

翌日、戸田君としゅんちゃんを乗せ、私は、戸田君の所を経由して長野へと旅立つ。

戸田君の所へ到着すると、既に夕方近くになっていた。

 

戸田君「それじゃあ、今、出発したら、途中で寝る事になるけえ、それなら、今夜は家に泊まってから、明日の朝、3人で東京へ行こうやあ。」

私「はあ~~!?あんたは、何の用があんの?東京に。」

戸田君「ワシも東京へ会いに行かんにゃあいけん人がおるんよ。そしたら丁度ええけえ。代わりに運転しちゃるよお。」

私「え?運転?ずっと?」

戸田君「ええですよ~!ずっと運転しても!」

私「それなら行こう!」

戸田君「あなたは、ほんと~に現金ですねえ!ぎゃははは!!」

私「そうだけど、何か?ははは!」

 

結局、私達は、3人で東京へと一旦、向かう事になった。

 

翌朝、戸田君のアパートをしゅんちゃんと3人で出発し、戸田君は、1日中東京までずっと運転してくれ、東京でしゅんちゃんを降ろす。

 

しゅんちゃん「Noisy、ありがとう!また、長野へ遊びに行くよ!」

私「うん!わかった!また連絡して!」

しゅんちゃん「それじゃあ、戸田さんもまた連絡します!」

戸田君「それじゃあ、しゅんちゃん、気を付けて!」

 

既に時間が大分遅くなっていたので、これ以上長野へは行かない方がいいと判断して、東京で戸田君と仮眠をとる。

翌朝、戸田君を東京で降ろすつもりでいた私は、戸田君に切り出す。

 

私「ってか、東京に会いに行く人がいるなら、行ったら?私は、一人でここから行きますから。」

戸田君「まあ、それは行かんにゃあいけんのんじゃけどの、時間はあるけえ、長野まで運転しましょうか?」

私「はああ~~~!?あんた、長野に何の用があんの?それこそ。」

戸田君「別にないけど、長野で遊んでから東京へ行ってもええのおと思って。」

 

結局、戸田君は、私の職場までやって来て、数日、勝手に遊んで暮らして東京へと旅立った。

その後もちょくちょく戸田君からは、電話があり、結局着信拒否をしたのだが、別の知らない電話番号から電話があり、電話に出る。

 

私「はい。」

戸田君「お前、着信拒否を解除しなさいよー!ぎゃははは!!」

私「大丈夫よ!心配しないで!着信拒否を解除することはないから。ははは!」

 

こんな調子で、2~3回電話があり、半年ほど全く戸田君からも連絡が来なくなったと思っていたら、大阪の知らない電話番号から電話がなる。

 

私「はい。」

戸田君「お前、まだ、着信拒否しとるんかー!」

私「言ったじゃん!解除することはないから心配するなって!」

戸田君「ははは!もう、いいでしょう。いい加減に。」

私「ってか、これ大阪の番号だけど、どうしたの?」

戸田君「おお、引越したんよ。大阪で今、仕事しとるよ。」

私「へー。そうなんだね。」

 

私は、戸田君を着信拒否しているのに、何故か、戸田君と近況について話したりして、電話を切った。

更に1年ほど電話がなかったある日、また知らない大阪の電話番号から電話があり出ると戸田君だった。

 

私「はい。」

戸田君「じゃけー、着信拒否を解除せーや!ちゅうんよ!ははは!!」

私「あ、ばれた?まだ着信拒否してるの。」

戸田君「ばれとるよー!」

私「あ、まだ大阪にいるんだ。」

戸田君「うん。そうなんよお。」

 

こんな調子で、着信拒否している相手としばらく近況などを語り合い、電話を切る。

これが、戸田君から電話をかけて来るのは最後になるのだが、長い長い年月がたったある日、私の運命は、戸田君に自ら電話を掛けなければいけない事が起こる事をこの時は思いもよらなかった。

 

つづく・・・

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